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【ポーランド旅行記】 - 訪れた都市・感想

ポーランドは日本人にはあまり馴染みない国だと思います。 戦争に翻弄された歴史によって負のイメージが強いポーランドですが、 見事に復元された美しい街や数々の観光ポイントを訪れ、すっかり魅了されました。

負の遺産から 改めて平和について考える

ポーランドという国名から私がまずイメージしたのは、 ユダヤ人たちにとって悲劇の舞台となったアウシュヴィッツの地名です。

私は子供の頃、ユダヤ人の少女 アンネ・フランクの「アンネの日記」を何度も読み返しました。 また、大人になって見た映画「シンドラーのリスト」のリアリティある映像からは、 戦争による狂気や残忍さに衝撃を受けました。

実際にその「負の世界遺産」アウシュヴィッツを訪れ、人間を狂気に変えてしまう戦争は絶対に避けなけらばいけないと 改めて感じ入りました。

色彩豊かで美しい街散策を楽しむ

ポーランドでは各都市を周遊しましたが、どの街もそれぞれ雰囲気が変わって印象に残っています。

隣国などからの侵略や破壊が繰り返され、多くの街並みや建物が破壊されたにも関わらず、 人々の力により見事に復元された中世の街並みは素晴らしいものでした。

トルン、ポズナン、ヴロツワ、クラクフ、ワルシャワと盛りだくさんの日程で周遊したため、 ゆっくりと滞在する時間はなかったのですが、 色彩豊かな建物を眺めながらの街散策はとても楽しかったです。

見所多い世界遺産を巡る

ポーランドには街全体が世界遺産である歴史地区のほか、 ヴィエリチカの岩塩坑、シヴィドニッツァの平和教会、ヴロツワフの百周年記念会館など 世界遺産がたくさんあります。

周遊ツアーの中に、多くの世界遺産見学が組み込まれており、 大変見所多い旅となりました。

ショパンゆかりの地で音楽に触れる

ポーランド出身の偉人としては、天文学者であるコペルニクス、ノーベル賞を受賞したキュリー夫人、 ローマ教皇となったヨハネ・パウロ2世などがいます。

そして、音楽ファンにとっては、「ピアノの詩人」と呼ばれたショパンが一番に浮かぶのでないでしょうか。

ポーランドにはショパンの生家、彼の心臓が眠る聖十字教会、フレデリック・ショパン博物館など ゆかりの地が多くあります。 また、ボタンを押すとショパンの音楽が流れるベンチなどが街の中や公園に設置されています。

私も小さい時からピアノを習っていたので、聞き覚えある音楽やその楽譜を見たり、 彼が実際に弾いたというピアノを見ることができ、感動ものでした。

豊かな自然にあふれた公園で散歩を楽しむ

ポーランドの街は自然豊かで、公園内の散歩もとても楽しかったです。 紅葉真っ盛りの10月に訪れることができたのは本当にラッキーでした。

公園内は色づいた木々や美しい花であふれ、目を見張る風景が広がっていました。

帰国日の午前中も街散策や公園内の散歩を楽しむことができ、 ポーランド旅行は最高に楽しいものとなりました。

どの街も印象深く楽しかったのですが、もしもまた再び訪れることができるのであれば 次回はワルシャワなど一都市にゆっくりと滞在して今回見ることができなかった 教会や博物館などに行ってみたいと思います。

なお、この旅は初めてクラブツーリズムを利用したものでした。 ほとんどが1人参加の女性で、全体で20人のツアーでした。

すぐみんなと親しくなることができ、 「海外旅行ツアーに、1人参加しても全然平気だ~!」と思った旅となり、 1人で抵抗なく海外に出かけるきっかけになりました。 楽しい旅行、ありがとうございました♪

ポーランド 訪問地

No    記事
ジェラゾヴァ・ヴォラ 庭園内に佇む ショパンの生家
トルン 旧市庁舎周辺の観光ポイント
旧市庁舎からドイツ騎士団城跡への観光ルート
Mercure Torun Centrum Hotel - 立地良いホテル
ポズナン おとぎの世界が広がる - 観光ポイント
ポズナン大聖堂の見所
Novotel Poznan Malta - 自然に囲まれたホテル
ヴロツワフ 可愛いがいっぱい - 色彩豊かな建物と小人たち
百年記念会館 - 巨大なコンクリート建築物
シュフィドニツァ 豪華絢爛な内装 - 世界遺産の木造教会
クラクフ ヴァヴェル城の見所 - 大聖堂や旧王宮
旧市街の見所 - ヨーロッパ最大級
HOTEL GALAXY - 旧市街を巡る拠点
アウシュヴィッツ 平和を願い続けたアンネ・フランクの軌跡
ヴィエリチカ 世界遺産第1号の岩塩坑
ワルシャワ InterContinental Warszawa - 中心地の5つ星ホテル
聖十字教会からショパン博物館へ
サスキ公園・無名戦士の墓
蜂起記念碑・聖母教会・キュリー夫人の生家
ワルシャワ歴史地区の見所
彩り豊かなワジェンキ公園散策

ポーランド 訪問地マップ