私たちのツアーは、リトアニア(Lithuania)の首都、 ビリニュス(Vilnius)で2泊する日程になっていました。
ビリニュスとタリンでは旧市街から徒歩圏内のホテルに宿泊するって条件になっており、 私がこのツアーを選んだ大きなポイントでした。 ホテルの場所は出発前に調べて知っていたのですが、 旧市街の中にあるってことで、とても楽しみにしていました。
観光に大変便利!ビリニュスの旧市街内ホテルに宿泊する
宿泊したのは、エウロパ ロイヤル ビリニュス(Europa Royale Vilnius)。 旧市街の中にあり、夜明けの門のすぐ近くという絶好のロケーション。
大寒波到来中のビリニュス
ビリニュスに到着したのはツアー1日目の夜。 ちょうど2月末のヨーロッパは大寒波襲来! 後ほどネットで天気予報の記録を確認したところ、その日は最低気温マイナス20度となっていました。
下のグラフはビリニュスの2月の気温。淡い横ばいの赤と青ラインは例年の最高・最低気温。 濃い赤と青ラインは実際の最高・最低気温。 私がビリニュスに滞在したのは2月末。例年よりはるかに寒く、見事に気温が急降下した時期だったのです。
しかし、私はホテル周辺の美しい街並みにテンションマックス♪ 寒さもなんのその、チェックインを済ませた後、 とりあえずマフラーを首に巻き付けて、ホテルの外に即行飛び出しました。
零下の中の街歩きなんて、今まで想像もできませんでしたが、 底冷えはしたものの意外と平気。 ホッカイロを用意していたのを忘れて外に出たのですが、全然大丈夫でした。
ホテルから 夜明けの門へ
ホテル周辺は人通りはほとんど無く、静けさの中美しい街並みが広がっていました。 ホテル玄関を出てすぐ左(南方向)を見ると、聖霊教会(Sv.Dvasios Cerkve)への門や、 聖テレサ教会(The Church of St Theresa) が見えます。
そして、その先には夜明けの門(Gate of Dawn)があります。
夜明けの門の2階は教会になっているのですが、残念ながら夜は閉まっています。 下からは煌びやかな聖母マリアのイコンが見えています。
ホテルから市庁舎広場へ
反対方向(北方向)は、下の写真のような雰囲気。とても美しい街並みです。
北方向に500mほど歩いていくと、市庁舎広場があります。 夜の市庁舎はカラフルにライトアップされていました。 周囲にはレストランやカフェがありましたが、 市庁舎広場は整然として、ちょっと殺風景な雰囲気でした。
昼間もあまり賑わいはない普通の広場って感じがしましたが、 夏場はオープン・カフェなども並び、少し雰囲気も違うようです。
さて、市庁舎広場に面した東側には、バルト三国に展開するスーパーマーケット「Rimi」があります。 そこは品揃えも少なく、小さな店舗だったのですが、 飲料水やちょっとしたお土産など購入するのには便利。
現地到着日から、さっそくいろいろ購入して、ホテルに引き返すことにしました。
下の写真は、市庁舎広場側から、南方向の夜明けの門へつながる通りの様子。 本当にとっても素敵な雰囲気です。 左方向に見えるピンク色の外壁の聖カジミエル教会(Church of St. Casimir)が 何とも言えず可愛いです。
ビリニュスの旧市街は治安も良い雰囲気で、夜の一人歩きも全く不安感がありませんでした。 嬉しいことに、このツアーでは夜明けの門の近くのホテルに2泊できたので、 私はこの通りを何度も行き来し、美しい街並みを堪能したのでした。
エウロパ ロイヤル ビリニュス 宿泊した感想
ホテルの中は清潔で、バストイレ付の部屋でした。
ただ、問題は夜。
ものっすごく寒かったのです!! 温度調節も不可で、かなりその寒さは辛かったです。 ヨーロッパの古いホテルはそんなことがあり得るので、やはりいろいろ対策と準備をしておいたほうが良いです。
また、ホテルの壁はかなり薄かった! 私はちょうど風邪の治りかけで、朝方咳がかなり出たりしてたのですが、 翌日隣の部屋の人に聞いてみると、やはりまる聞こえだったようです。
そんな感じで、内部の条件はあまり良くはなかったのですが、 エウロパ ロイヤル ビリニュスは、地理的にもう最高! 観光を楽しむのには何一つ文句のない素晴らしいホテルでした。
美しい教会や街並みを眺めながら、朝夕に楽しい街歩きを堪能でき、 このツアーを選んで本当に良かったなぁと思いました。
ビリニュス旧市街観光マップ
旧市街の南、夜明けの門から市庁舎広場周辺の地図です。 ホテルやスーパーの場所もチェックできます。 縮小すると、ビリニュス国際空港の位置や旧市街全体の観光ポイントがわかります。