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【ローテンブルグ】 城壁内のホテルに泊まり中世の宝石箱と称される風景を満喫 - ドイツ旅行記

ローテンブルグ(Rothenburg ob der Tauber)は中世の宝石箱と称される美しい古都です。 城壁内の旧市街にはパスレルカラーの可愛い家が建ち並んでおり、メルヘンチックな気分に浸りながら街散策できます。

第2次世界大戦により旧市街の半分近くが焼失してしまったそうですが、 見事に再現された街並みはどの方向を見ても絵になり、世界中の旅行客を魅了しています。

マルクト広場

ローテンブルクの中心に位置し、観光拠点となるのがマルクト広場(Marktplatz)です。

広場に面し荘厳な雰囲気て目を引く建物はローテンブルク市庁舎(Rothenburg Rathaus)です。 13世紀にゴシック様式で建てられ、16世紀に消失後 ルネッサンス様式で増築されています。

隣に建つ可愛い感じの建物は市参事会酒宴館(Ehem. Ratstrinkstube)です。 からくり時計があり、現在は観光客の人気スポットとなっています。

毎正時に仕掛けが動き、 市長さんがワインを飲みほし街を救ったという場面をシンプルに演出する仕掛けになっているそうです。

マルクト広場周囲はどちらの方向を向いても素敵!

聖ヤコブ教会

散策途中で見かけたのは聖ヤコブ教会(St.-Jakobs-Kirche)です。 1311年に建設が始まり、約170年の時間をかけて完成したプロテスタントの教会で、 ゴシック様式で建てられています。

内部は見学しませんでしたが、彫刻家リーメンシュナイダーの「聖血の祭壇」や パイプオルガンなど見所が多いようです。

ブルク公園

ローテンブルク旧市街周囲を取り囲む城壁にある塔門のうち、西方向にはブルク門(Burgtor)があります。 元々ここにはお城があり最古の城門だそうで、おとぎ話に出てきそうな可愛い雰囲気でした。

ブルク門を通り抜け、更に西にはブルク公園(Burggarten)があり、 ここからはローテンブルクの美しい街並みを一望することができます。

中世犯罪博物館

美しい街の散策の途中見かけたのは、中世犯罪博物館(Mittelalterliches Kriminalmuseum)です。 マルクト広場からは南方向 150mほどのところにあります。

外観は街の雰囲気にマッチした可愛い雰囲気ですが、 館内には おどろおどろしい拷問や処刑に関する展示がされています。

建物内には入りませんでしたが、外に展示された拷問道具の一部は自由に見ることができます。 入口奥には囚人を入れて拷問に使ったと思われる大きな鳥かごのような入れ物が見えました。

首、手首を穴から出して固定されるようになっている さらし台もありましたが、 今ではみんな進んで首と手首を穴に入れ、カメラに向かって笑顔を見せていました。

プレーンライン

更に南方向に歩いて行きました。 道の両側に建ち並ぶパステルカラーの家々が本当に素敵♪

目の前にはまさにドイツ!と思える木組みの美しい家が見えてきました。 そこを中心に道が二手に分かれており、 それぞれ奥には背の高い城門(ジーバー塔、コーボルツェラー門)があります。

ここはプレーンライン(Plonlein)と呼ばれ、 ローテンブルグの中でも人気の写真スポットとなっています。

ローテンブルク城壁

ローテンブルクの旧市街をぐるりっと囲む城壁は14世紀に造られたそうで、 当時のまま残ってます。

城壁には回廊があり、散策することができます。

赤茶色屋根の家々が並ぶ風景を眺めながら、回廊を歩いて行きました。

レーダー門からすぐ近くには特徴的な外観の建物が見えました。

これはゲルラッハ鍛冶屋(Gerlachschmiede)です。 この建物は1967年まで鍛冶屋でしたが、現在はレストランとして営業されているそうです。

ホテル アルテス ブラウハウス

ローテンブルクで宿泊したのは城壁内にあるホテル アルテス ブラウハウス(Altes Brauhaus)です。 淡い水色の外壁の可愛いホテルで、観光拠点として大変便利でした。

館内あちらこちらには素敵なインテリアやオブジェが置かれており、 入口から部屋に行く途中も、ホッと和むような雰囲気を醸し出していました。

可愛いキッズコーナーなどもありました。

清潔なバストイレもあり、室内では快適に過ごせました。

朝食もとても美味しかったです♪

ホテル周辺もメルヘンチックな建物が建ち並び、うっとりするような風景でした。

旧市街中心のマルクト広場にも近く、夕食後に歩いて行ってみました。

歩いている人はほとんど見られませんでしたが、危険な雰囲気は感じられず、 市庁舎など美しくライトアップされた風景は本当に美しかったです。

また、いろんな店のショー‐ウインドーがそれぞれ可愛くって、 次々覗き込みながら、の~んびりと夜の散策を楽しみました。

ヨーロッパで城壁内のホテル滞在は本当に嬉しいです♪ 自由散策できる時間が多くとれるので、 昼間とは全く違う夜の美しさも堪能することができました。

シュネーバル

さて、ローテンブルク名物の伝統菓子として有名なのはシュネーバル(Schneeballen)です。 日本語でいうと、「雪玉」という意味で、細長い生地を丸めて油で揚げています。

チョコ、シナモン、粉砂糖などいろんな味付けがあるので、 ローテンブルク散策中にぜひ好みのシュネーバルのご賞味を♪

ローテンブルクではたっぷりと散策の時間があり、宿泊ホテルも便利なところにあったおかげで 昼間や夜の素敵な風景を満喫することができました。 ドイツ旅行の中で印象に残る街の1つとなりました♪

ローテンブルク 観光マップ

(ピンクライン:ロマンティック街道)