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【城崎温泉は見どころいっぱい】浴衣でぶらり町散策・ロープウェイで空中散歩

城崎温泉は兵庫県の北部に位置し、良質の温泉とグルメを楽しむことができます。 また、柳並木が続き情緒あるメインストリートを散策したり、外湯めぐりするのも人気となっています。

城崎温泉駅周辺

城崎温泉へは電車、バスなど公共交通機関を利用した場合でも手軽にアクセスできます。

城崎温泉駅

私たちは車利用だったのですが、早めにホテル入りした後、城崎温泉駅前広場にも散策に出かけました。

駅舎温泉 さとの湯

駅の隣にはさとの湯があります。

駅前の便利な場所にあるので足を運びやすく、3階露天風呂からは絶景を眺めながら入浴できるそうです。

駅から北方向に歩いて行くと、ひと際存在感あるが壁にへばりついていました!

やはり、城崎を代表する味覚といえば蟹!

ここいなば鮮魚は、新鮮で安価な蟹を提供するのが売りだそうです。

城崎文芸館

城崎は多くの文人にも愛された町です。 志賀直哉もその一人で、彼はここで「城の崎にて」を書きあげました。

城崎文芸館には城崎温泉にゆかりがある文豪たちの作品を展示しているそうです。

私たちは時間的に合わず、中に入れませんでしたが、文学好きは必見でしょう。 城崎温泉の歴史などに関する資料なども展示されているそうです。

柳揺れる温泉街を散策

城崎温泉街を流れる大谿川両岸には柳並木が続き、何とも情緒あふれる風景でした。

ゆかたの似合うまち

本当にその通り! 浴衣を着て下駄の音を鳴らしながら歩きたくなるような町並みでした。

水面には柳や建物が綺麗に映り込み、鯉もたくさん見かけました。

地蔵湯

城崎温泉駅から北方向に歩き、地蔵湯橋を渡ったところにあるのは、地蔵湯です。

地蔵湯橋あたりは多くの観光客が集まるフォトスポットの1つで、自然と一緒に写真に収めたくなる建物でした。

玄武洞をイメージしたという窓は、なんと六角形!建物の前には大きな灯籠があり、独特の雰囲気です。

江戸時代から里人の外湯と称され、多くの村民が入浴していたそうです。

温泉街のレトロな雰囲気を楽しみながら、西方向に伸びる北柳通りをブラブラ歩いて行きました。

柳湯

柳の根元から湧出したのが由来という柳湯

こじんまりとした外湯ながら、風情あふれる外観で魅力的でした。

一の湯

一の湯は城崎温泉街の中央あたりに位置し、大きくどっしりとした外観で目を惹きます。

江戸時代の医師 香川修徳は一の湯を「天下一の湯である」と称賛したそうです。

私と主人は7つの外湯めぐりをするのはちょっと大変なので、どこか1つに絞ろう・・・と考え、この一の湯をセレクトしました。

洞窟風呂などもあり、とても気持ち良かったです~

玉橋飲泉場

一の湯のすぐ前には温泉水が湧き出る玉橋飲泉場があります。

ちょうど良い温度で飲みやすく、体もホコホコに。自由にお試しできるので、ぜひお立ち寄りを!

御所の湯

御所の湯は広々とした露天風呂から庭園や滝を眺めることができる外湯です。

宿泊した翌日、立派な門構えに惹きつけられ、主人は急遽 入浴することにしました。

四所神社

御所の湯のすぐ隣には四所神社がありました。 城崎温泉の守護神とされ、信仰を集めてきたそうです。

ちょうど猿まわしのショーを行っており、お猿さんのものすごーーい奮闘ぶりに見入ってしまいました!

まんだら湯

涼し気な水色の屋根が目を惹く建物はまんだら湯です。

一生一願の湯」と称されており、入浴すると願いが叶うかも…

薬師公園ポケットパーク

まんだら湯のあたりを通り過ぎ、更に少し進むと右方向に朱色の薬師橋があります。

薬師橋を渡った先にあるのが薬師公園ポケットパークです。 ジェラートカフェもあり、観光客の憩いの場となっています。

木の柵で囲まれた中には城崎温泉源泉の元湯があり、湧出温度は81度と書かれていました!

すぐ近くには温泉たまご場があり、生卵から作ることができるようになっていました。

温泉寺山門

薬師公園ポケットパークからまっすぐ伸びる参道の奥には、小さく温泉寺山門が遠目に見えました。

山門は16世紀に建てられたそうで、左右にある仁王像(金剛力士像)と共に国の重要文化財に指定されているそうです。

ここはぜひ訪れるべき観光スポットでしたが、ロープーウェイ乗り場へと足が進んでしまい、立ち寄れませんでした。かなり後悔です…

城崎温泉ロープウェイ

温泉街を西方向に歩き、城崎温泉ロープウェイ で大師山(だいしやま)山頂まで行くことにしました。

温泉街の東端あたりから西端のロープウェイ乗り場まで、ゆっくりと歩いても15分ほどの距離なので、町の風景を眺めながらの散策にちょうど良い距離でした。

ロープウェイの乗車口までは、階段を登って行きます。

太田垣士郎資料館

山麓駅の近くには何やら銅像があったので、ロープウェイに乗る前にチラッと立ち寄りました。

太田垣士郎という方は城崎出身の実業家で、黒部ダムなどを造ったとして有名な方だそうです。

銅像の後ろには小さな資料館があり、自由に中に入って資料を見ることができました。

ロープウェイ 山頂駅へ

ロープウェイは毎時間20分おきに出発します。

大師山は標高231m、ロープウェイを利用すると約7分ほどで山頂に到着します。

山頂展望台

ロープウェイを降りた後、一番の見所は眼下に広がる眺望でしょう。 山頂駅に到着後、すぐ展望台の方に向かいました。

若干曇り空だったのが残念でしたが、城崎温泉街や円山川が一望でき素晴らしい大パノラマが広がっていました。

説明の看板と見比べると、どのあたりなのかがよくわかりました。

かに塚

城崎の代表的な味覚、松葉ガニを供養するため、ここのかに塚において、かに供養会が行われるそうです。

温泉寺 奥之院

温泉寺 奥之院は2010年に再建されたようで、新しい建物でした。 静けさの中、ゆっくりとお参りできました。

かわらけ投げ処

奥之院のすぐ前には、眼下に向かって かわらけ投げができるようになっていました。

丸い穴に投げ込むことができると願いが叶うらしいけど…。かなり難しそう~

吉田兼好文学碑

よく見ると吉田兼好文学碑がありました。

著名な文豪から愛された城崎には、23ヶ所もの文学碑があるそうです。 文学散歩も楽しそうです。

ロープウェイ 温泉寺駅を経由し下山

山頂にはみはらしテラスカフェがあり、ゆっくり休憩もできます。

その後、再びロープウェイで降りて行くことに。

山頂駅の壁にはみんなで選ぶ温泉番付が展示されていました。

城崎温泉は、見事 西日本の第2位となる大関だそうです。やっぱり第1位の別府温泉は無敵な感じかな…。

まだまだ行ってない温泉地も多いから、ゆっくりと行ってみたいな…

美しい風景を眺めながら、下に降りて行きました。

ロープウェイは、中間の温泉寺駅で一旦停まります。

温泉寺駅で降りると、城崎温泉の守護寺温泉寺が目の前にあります。

私たちは時間の関係で途中下車しなかったのですが、ゆっくりと時間がある場合はぜひ立ち寄るのがお勧めです。

城崎温泉街は想像以上に見所が多く、とても楽しい時間を過ごしました。

久々に訪れましたが、昔の印象と比べずいぶんとオシャレ感も増し、若いカップルが散策する姿も多かったです。

今まで外湯めぐりはしたことなかったのですが、自然と浴衣姿で下駄を履いて出かけたくなるような素敵な町でした。

城崎温泉街周辺 観光マップ

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