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【オーバーアマガウ】 童話の世界のような可愛い村 - 美しいフレスコ画にあふれる風景 - ドイツ旅行記

オーバーアマガウ(Oberammergau)はオーストリアとの国境近くにある小さな村で、 周囲はアルプスの山々に囲まれています。

まるでのおとぎの国のような建物が並び、童話の世界に迷い込んだような風景を楽しむことができます。

アルペン街道を通りフュッセン(Fussen)に向かう途中、オーバーアマガウに立ち寄ったのですが、 バスの窓から望む風景は、ひたすら白く寒々としていました。

オーバーアマガウ 散策

背後に見える険しいアルプスの山頂とは対照的に、オーバーアマガウの建物はとても可愛い雰囲気♪

でも、観光シーズンではないためか観光客の姿はあまり見られず、通りは閑散としていました。

さて、オーバーアマガウでの見所は、なんといっても民家やお店の壁面の美しいフレスコ画! それぞれの建物に宗教画やグリム童話のワンシーンなどが描かれています。

通りに沿って街並みを眺めながら、しばらく散策しました。 カラフルな色彩で、とても可愛い♪

赤ずきんちゃんの家
シンデレラの家

村人総出のキリスト受難劇

オーバーアマガウは、村人総出で上演するキリスト受難劇で知られています。 歴史は古く17世紀から続けられており、10年に一度行われるのだそうです。

この歴史ある受難劇はキリスト受難劇場(パッションプレイ劇場) (Passionstheater)で上演されています。

なんと上演は5時間に及び、5月から9月にかけての長期間にわたるそうです。 素晴らしい歴史と思いを守り続ける並々ならぬ村民の結束と努力には頭が下がります。

オーバーアマガウでの滞在時間は短く、閑散としたシーズンでしたが、 楽しい散策の時間を過ごすことができました。

キリスト受難劇場周辺 航空写真

縮小すると、フュッセンや、ミュンヘンとの位置関係がわかります。