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【ノイシュヴァンシュタイン城】 憧れの美しき名城とアルプス山脈を望む風景 - ドイツ旅行記

メルヘンの世界観あふれるドイツの観光地の中でも、 絶対に外せないのはノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)でしょう。

数多く現存するお城の中でも最も美しいと称賛されており、 ディズニーランドのシンデレラ城はノイシュヴァンシュタイン城をモデルにしていると言われています。

ノイシュヴァンシュタイン城は国王ルートヴィヒ2世により1869年に着工されたそうです。 美しい外観に豪華絢爛な内装と見所たっぷりで、多くの観光客を魅了しています。

ホーエンシュバンガウ へ

いよいよ憧れのノイシュヴァンシュタイン城観光へ♪ 前日宿泊したフュッセンからバスで4kmほど進むと、目の前にお城が??

修復中の覆いもあり、なんだかイメージとほど遠い姿…だったけど、心躍りわくわく~♪

ノイシュヴァンシュタイン城のふもと、ホーエンシュバンガウに到着しました。 可愛いお出迎え~♪

駐車場に至るアルプセ通り沿いに並んだ建物はとても素敵で、 真っ白な雪に包まれてメルヘン度が更にUPしていました♪

ホーエンシュヴァンガウ城

すぐ目の前の高台に見えたのは、ホーエンシュヴァンガウ城(Schloss Hohenschwangau)です。 馬車と相まっておとぎ話のワンシーンのような風景♪

もともとは12世紀頃建てられ廃墟となっていた城を、 ルートヴィヒ2世の父、マキシミリアン2世が改築したものだそうです。

ルートヴィヒ2世は幼年時代をここで過ごしたそうで、 その当時の各部屋や豪華な調度品を見ることができるようでした。 外観のみの見学でしたが、できれば内部も見学したかったです。

アルプ湖とアルプス山脈

アルプセ通りから西方向に進むと、美しいアルプ湖があります。

周囲は雪野原となっており、白い世界が広がっていました。

そして、アルプ湖の奥には、雪で覆われたアルプス山脈の頭が見え、何とも言えない美しさでした~♪

ノイシュヴァンシュタイン通り

アルプセ通りからノイシュヴァンシュタイン城までは、30分ほどかけて ノイシュヴァンシュタイン通り(Neuschwansteinstrase)を歩いて上っていかなければなりません。

事前に知ってはいたものの、これが結構大変でした! 2月の寒さ厳しき時期で道は凍っており、各国から来た数多くの観光客と一緒にズラ~りと片側に並び、 転ばないよう要注意しながらゆっくりと歩いていきました。

私たちは徒歩で上りましたが、ノイシュヴァンシュタイン城までは馬車を利用して上ることもできます。 小さな子供連れの家族やご高齢の方にはお勧めです。

「お城に向かう馬車」って、まるでシンデレラ♪~と娘は言っていました。

でも!! とっても優雅に見える風景ですが、実際はちょっと要注意の馬車道。 馬の落とし物があったり、真横で勢いよく飛び散る排尿シーンに遭遇したり、大変な道のりでした。

ノイシュヴァンシュタイン城

雪の山道を上り、ノイシュヴァンシュタイン城の正面入口に来ました。 でも、近くで見ると…?!

よく見る写真のイメージとは全く違う雰囲気のお城が目の前にありました。

城門館

城門館はノイシュヴァンシュタイン城の正門で、ここから城壁内に入ることができます。

門の上にはライオンと王家の紋章の立派なレリーフが掲げられていました。

中庭に入っていきました。

四角塔(東塔)

高さは48mあり、存在感あります。

騎士の館

城門館と本館を繋ぐように建っています。

本館

白い外壁に、たくさんの尖塔が組み合わさり、青い空に映えて とても美しい~

さて、ノイシュヴァンシュタイン城の内部見学は、必ずガイドツアーに参加する必要があります。 このため事前に参加予約をし、決められた開始時間に決められたルートで内部に入るようになります。

また、残念ながら内部の写真撮影は禁止されています。 王座の広間や歌人の広間など見所たっぷりな内装や調度品は、しっかりと目に焼き付けてきました。

マリエン橋

ノイシュヴァンシュタイン城内部への入場を待つ間、周囲の景観を楽しんでいましたが、 城から南方向にはマリエン橋(Marienbruecke)が見えました。

マリエン橋からは最高に美しいノイシュヴァンシュタイン城の全景をばっちり眺めることができます。 まさしくガイドブックなどによく載っていて、イメージ通りの城の姿~!

ノイシュヴァンシュタイン城は遠目から眺める方が美しさを実感できそうですね。 マリエン橋に行く時間がとれず、少し残念でした。

それでもノイシュヴァンシュタイン城は、ドイツ旅行の中でも印象に残る観光ポイントでした。 高台の展望台からは眼下に素晴らしい風景を望むこともできました。

素晴らしい時間を終え、再び山道を歩き高台から降りて行きました。

ホーエンシュバンガウでは幸い天候に恵まれ、寒さ厳しいシーズンにも関わらず 身震いするようなことはなく快適に観光することができました。

ノイシュヴァンシュタイン城周辺マップ

(青ライン:フュッセンからのルート)