ウィーン歴史地区は世界遺産に登録されており、 歴史ある中世の街並みが美しい状態で保存されています。 徒歩圏内に見所も多く、賑わいを見せるケルントナー通りを中心に散策を楽しみました。
ウィーン歴史地区 - ぜひ訪れたい観光スポット
ウィーン国立歌劇場 (オペラ座)
音楽の都 ウィーンを訪れたなら、ぜひウィーン国立歌劇場(Vienna State Opera)で オペラやバレエを鑑賞したり、 専属となっているウィーン国立歌劇場管弦楽団の美しい音色に耳を傾けたいものです。
ウィーン国立歌劇場は「世界で最も美しい大通り」と呼ばれているリング通り沿いに建ち、 ひと際美しく華やかな立ち姿を見せています。
ルネッサンス様式で建てられ、戦争により破壊されたものの見事に建設当時の状態で再建されました。 パリのオペラ座、ミラノのスカラ座とともに、ヨーロッパ三大劇場の1つに名を連ねています。
カフェモーツァルト
ウィーン国立歌劇場のすぐ北には、カフェモーツァルト(Cafe Mozart)があります。 1794年創業の老舗で、名作映画「第三の男」の脚本はこのカフェで書かれたそうです。
天井には豪華なシャンデリアが連なり、店内はお洒落な雰囲気でした。
お勧めは、モーツァルト・トルテ(Mozart Torte)!
モーツァルトをあしらったチョコが上にのっており、濃厚でとーっても美味しかったです♪
ケルントナー通り
カフェでゆっくり休憩した後、ケルントナー通り(Kaerntner Strasse)を北方向に歩いて行きました。 ケルントナー通りは歩行者天国となっており、通りの両側にはカフェや土産物店などが建ち並んでいます。
モーツァルトハウス・ウィーン
ウィーン国立歌劇場のあたりから、ケルントナー通りを北方向に約1kmほど歩いて行き、 向かったのはモーツァルトハウス・ウィーン(Mozarthaus Vienna)です。
モーツァルトは1784~1787年の約3年間をこのアパートで過ごしたそうです。
残念ながら建物内の撮影は禁止。
室内にはモーツァルトに関する資料や、貴重な自筆の楽譜なども展示されていました。 オーディオガイドに沿って見学することができます。
モーツァルトはこのアパート内で、「フィガロの結婚」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などを作曲したそうです。
シュテファン大聖堂
モーツァルトハウス・ウィーンの西方向には、シュテファン大聖堂(Stephansdom)がそびえ立っています。 モーツァルトはここで結婚式を挙げ、葬儀もここで行われたそうです。
ゴシック様式で建てられたシュテファン大聖堂はウィーンのシンボルでもあり、 南側の尖塔の高さは約137mあります。 これは世界で3番目の高さだそうで、 尖塔の展望台からは旧市街の素晴らしい眺望を楽しむことができるようです。
シュテファン大聖堂の周囲をグルリっと歩いてみました。 建物は12世紀に創建され、その後繰り返し改築されてきたそうです。
あまりにも建物が大きすぎて、全体像がよくわからない…
それにしても、近くでみると圧巻の高さ!
2つの尖塔のうち北塔も本来は南塔と同じ高さで建てる予定だったそうですが、 予算上の都合で工事が中断され、異なる高さになったそうです。
シュテファン大聖堂周囲には、観光客向けの馬車が並んでいました。 建物の雰囲気とぴったりマッチして、とても素敵♪ 中世の雰囲気に溢れてる~
西側の正面入口に向かいました。ロマネスク様式となっています。
祭壇はバロック様式です。大聖堂内は美しく装飾され、厳かな雰囲気でした。
シュテッフル百貨店
シュテファン大聖堂からケルントナー通りを南方向に少し歩くと、シュテッフル百貨店(Steffl Department Store)があります。 土産物も手に入りますが、ブランド類も数多く揃っており地元の人が利用する百貨店のようです。
現在は百貨店となっていますが、元々はモーツァルト最期の家と呼ばれる住居があった跡地なのだとか! ケルントナー通りはモーツァルトゆかりの場所に溢れているのですね。
さて、百貨店の最上階にあるレストラン SKY Cafe.Restaurant.Barからは 美しいウィーンの街を見渡すことができるとか! 散策途中に立ち寄ってみました。
そして目の前に見えたのは、シュテファン大聖堂です。
あの見上げる高さの尖塔も目の高さ! 下からはわからなかったモザイク模様の美しい屋根も、バッチシよく見えました。
ちなみに、レストランに入らなくてもエレベーターで上って降りたところから良く見えるのよ!と 地元のおばさんが誘導してくれました。手軽に素晴らしい眺望を楽しめるのでお勧め♪
モーツァルトゆかりの地を中心にケルントナー通りを散策し、楽しい時間が過ごせました♪
散策したルートマップ
↓ウィーン国立歌劇場からシュテファン大聖堂へ、実際に散策したルートです。