音楽の都として名高いウィーンを訪れたからには、 ぜひ滞在中にクラシックコンサートなどに出かけたいものです。
ウィーン・クアサロンは豪華で荘厳な外観ながら、 カジュアルな雰囲気で気軽に楽しく音楽、オペラ、バレエを楽しむことができます。
ウィーン・クアサロン(Kursalon Wien)
ウィーン・クアサロンは1867年に完成した歴史ある建物です。
ウイーン中心にあり、 周囲にはシュタットパーク(Stadtpark)と呼ばれる市立公園が広がっています。 公園内には黄金に輝くヨハン・シュトラウス像(Johann Strauss Monument)など見所も多いです。
シュタットパークの南側を走るヨハネスガッセ通りから、 ウィーン・クアサロンに向かいました。
ウィーン・クアサロン - 外観
イタリア・ルネッサンス様式で建てられたウィーン・クアサロンは、 ウィーンでも最も美しいコンサート会場として大変人気です。
1868年にはウィーンを中心に活躍したヨハン・シュトラウスによるコンサートが行われ、 以降音楽サロンとして市民の華やかな交流の場として利用されてきたそうです。
ウィーン・クアサロン - 室内
演奏サロン内はパステルイエローと白を基調とし、とてもお洒落な雰囲気で、 シャンデリアが豪華に輝いていました。
チケットは当日でも手配してもらえます。 ドレスコードもないため、街の散策を楽しんだ後気軽に訪れることができます。
ウィーン・クアサロン到着後、まずはクロークに荷物を預けてから演奏サロンに案内されました。
シュトラウス&モーツァルト・コンサート
プログラムの中心は、シュトラウス&モーツァルトのクラシック音楽となります。 誰もが知っているであろう有名なワルツなどが次々と流れ、 自然と全身がリズムにのって気分が盛り上がっていきます~♪♪
ラララン ラララン ララランランラン♪… シュトラウスの「ラデッキーマーチ」などが流れると、 みんな一緒に手拍子で大盛り上がりでした!
更に合間にはバレエやオペラなどもあり、 観客を最高に楽しい気持ちにさせるプログラムとなっていました。
演奏中などの写真撮影はできませんが、サロン・オーケストラの舞台の様子です。 ピアノの他に、バイオリン、ビオラ、フルート、クラリネット、パーカッションなど少人数の席がありました。
音楽の余韻に浸りながら屋外に出ると、 ウィーン・クアサロンの建物はライトアップされ、更に美しく輝いていました。
現地で急きょチケットを取ったのですが、 2時間ほどの時間を音楽の中で満喫し、素敵な思い出となりました。