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【水木しげるロード】鬼太郎や妖怪に出会い、昭和感溢れる町並み散策を楽しむ - 鳥取旅行記

境港は日本有数の漁港で、蟹やマグロの水揚げ量は日本一を誇っています。 そして、もう1つの観光の目玉は、境港が出身地である水木しげるが描いた妖怪の世界感あふれる 水木しげるロードの散策です。

水木しげるロード

水木しげるロードは、 境港駅から東方向にある水木しげる記念館まで続く約800mのメインストリートで、 その両側には なんと177体もの妖怪ブロンズ像があちらこちらに造られています。

  • 水木マンガの世界
  • 森にすむ妖怪たち
  • 神仏・吉凶を司る妖怪たち
  • 身近なところにひそむ妖怪たち
  • 家に棲む妖怪たち

5つのテーマごとに様々な妖怪たちの姿を見つけることができるので、 散策するのもとても楽しいです。

交差点手前の広場には、立膝ついてドッシリと座る鬼太郎ブロンズ像がありました。 絶好の記念撮影場所♪

あちらこちらにキャラクターが顔を出しています。

妖怪消印を押して配達してくれる、妖怪ポストもありました。 店内には、5年後に手紙を届けてくれる妖怪未来ポストがあるんですって! 小さい子供と来てる家族などにはお勧め!

水木しげるロードの魅力は、妖怪だけじゃありません。 何ともレトロな町並みが続きます。

昔懐かしい昭和の雰囲気にあふれた商店など、魅力たっぷりなんです。 タイムスリップしたような感覚で通りを歩いて行きました。

妖怪神社

妖怪神社は水木しげるロードにいる妖怪たちのふるさとして、 また妖怪達が住みやすい自然環境を守り育てるため、2000年に建立されたそうです。

水木しげるが入魂した御神体の黒御影石があるそうで、 妖怪たちの「妖力」によるご利益があるとか!

神社の前には、目玉おやじをモデルとした丸い御影石がグルグル回っていました。 ちょっと他ではありえない神社で面白かった~。 人気の観光スポットで、多くの観光客が次々と写真に収めていました。

大正橋周辺

妖怪神社から東方向に少し歩くと、大正橋があります。 水木しげるロードの中央付近となり、見所いっぱいです。

大正橋の北側にあるのは、水木しげる夫妻ブロンズ像です。 2010年にNHK連続テレビ小説で放映された「ゲゲゲの女房」を記念して造られたそうです。

後ろに見えるのは桜並木。春には桜の名所として観光客にも人気の撮影スポットとなっています。

夫妻の東側で寝そべっているのはねずみ男。 そして、大正橋の南側にあるのは鬼太郎と目玉おやじブロンズ像です。

さて、大正橋から更に東側には神戸ベーカリー 水木ロード店があります。 ここではゲゲゲの鬼太郎に登場する人気キャラのパンを購入できます♪

ついつい、いろんな種類をまとめ買いしてしまいそう~。 カフェとして利用もできます。

水木しげる記念館

水木しげるロード散策のハイライトは、何といっても水木しげる記念館の見学でしょう。 水木しげるの生い立ちや作品について詳しく紹介されています。

水木しげる記念館は2003年にオープンしたそうで、以後多くの観光客を魅了してきました。 外観も独特の雰囲気。

建物前には「目玉おやじと赤ちゃん鬼太郎」や、水木しげるの自伝的エッセイ「のんのんばあとオレ」など いくつかのブロンズ像が置かれていました。

館内のほとんどのエリアは撮影禁止となっています。

水木しげるの漫画作品や、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪についてなど、 わかりやすく紹介してくれています。

想像していた以上に興味深く、時間をかけて1つ1つ展示物を見学しました。

水木しげるの仕事部屋を再現したコーナーです。 このあたりからは撮影OKとなります。

妖怪たちの展示コーナーもあります。 1つ1つリアル感があって、おどおどしい~

下の写真は、妖怪洞窟コーナーです。 妖怪たちが棲んでいる洞窟は、カラフルにライトアップされて怪しげな雰囲気を醸し出していました。

妖怪ひろばでは、全国妖怪大地図が展示されていました。 各地域都道府県で伝わる様々な妖怪がいるんですね。 思わず自分の地域に見入りました。

最後のお楽しみは、中庭にある妖怪庭園です。 まだ紅葉が残っており、素敵な雰囲気でした。

落ち葉で色づいた地面のあちらこちらには、キャラクターの行燈が置かれていました。

そして、手前には大木の上にゲゲゲの鬼太郎の家がありました。 家の中には、ゴロンと寝転がって寛いでいる鬼太郎や、目玉おやじ、ねずみ男の姿が見えました。

ゲゲゲの鬼太郎のアニメは幼い頃に見ていた記憶はありましたが、 様々なキャラクターの設定などはほとんどわからないし、 どちらかというと作風も好きってわけではなかったのです。

でも、水木しげるロード散策や、水木しげる記念館の見学は想像以上に楽しめました。 「さかな」と「鬼太郎」の魅力にあふれた境港、ぜひ訪れてみて下さい。

なお、水木しげる記念館に専用駐車場はありません。 のんびりと散策するには、市営日ノ出駐車場や、境港市営駅前駐車場が便利です。 (下の地図参照)

水木しげるロード周辺マップ

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