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【清流荘 - 三朝温泉】ラドン泉と蟹を満喫し 清流のせせらぎに癒される - 鳥取旅行記

鳥取砂丘や砂の美術館を観光後、西方向50kmほどのところにある三朝温泉に宿泊しました。 三朝温泉は世界屈指のラドン泉として人気です。

難病を治す奇跡の温泉として湯治に訪れる人も多く、 三度の朝を迎えると元気になる!と言われています。

清流荘 - 三朝温泉 自家源泉かけ流し露天風呂

宿泊したのは清流荘です。 建物のすぐ南には三徳川が流れており、三朝橋が架かる風景を間近に臨むことができます。

清流荘 - 温泉

清流荘には3つの源泉があるそうです。 「自家源泉かけ流し」と謳うだけあり、湧き出す豊富な源泉に恵まれた温泉宿となっています。

中庭には飲泉場もありました。

湯殿は8つあるようでしたが、お風呂の場所は飛び飛びになっていました。 露天風呂には入らなかったのですが、チェックアウト前に様子だけ見に行ってみました。

木々に囲まれた露天岩風呂は、小さいながらも雰囲気タップリで素敵でした。 しかし、秋から冬にかけてはちょっと脱衣が辛そう・・・

建物内の脱衣所はなく、温泉前に簡単に脱衣籠を並べた棚があるだけで、 訪れていた数人も、寒そうに服を置いていました。

中に浸かれば体の芯から温まり、最高の温泉なんだけどなぁ…。

清流荘 - 館内

ロビー前にはこじんまりとした土産物コーナーがありました。 そして、傍らに置かれていたのは、ラジウムコーヒーです。

ご出発まえのひとときに」とメッセージがあり、 自由に朝食後の時間帯にいただくことができます。

これがまろやかで飲みやすく、かなり美味しかったです。 源泉100%ラジウムモーニングコーヒー、ぜひお試しを♪

フロント近くの壁面に飾られていたのは、バランの切り絵アートです。 清流荘の調理師さん作成のものだそうです。素敵♪

さて、お部屋に行く前にはロピーの浴衣置き場の棚のところに案内されて、 好きな柄の浴衣と帯を選んで持っていくシステムになっています。

…が、その浴衣の柄がどうも可愛くない…。 かなり地味目柄ばかりで残念でした。 「好きな柄を選ぶ」のを謳っているのなら、もっと明るく可愛い柄の浴衣を置けばいいのになぁ~と思いました。

その後、係の人がお部屋まで案内してくれました。 途中にあった、行燈の廊下はとっても素敵でした。

和紙で包まれた柔らかく暖かな灯りが何とも雰囲気たっぷり♪

ただ、お風呂に入った後この廊下を通って部屋に帰ることになるのですが、 この廊下も、ロビーもとっても寒かったです。

建物が古く仕方ないのかもしれませんが、館内の廊下などは暖房が効いていませんでした。 温泉は最高で体の芯から温まりましたが、部屋に帰るまでに湯冷めしそうでした。

清流荘 - 部屋

部屋の入口は何ともレトロ。引き戸に昔ながらの古風な鍵を差し込み中に入りました。

洗面台も同じく昔ながらのタイプ。低すぎて使い勝手が悪かったです。 そして、残念なことに蛇口からは冷水しか出ませんでした。 これでは真冬は、かなり辛いと思います。

トイレは、ウォシュレットタイプで良かったですけど。

でも、部屋の中に入ってびっくり♪

予約したのは「おまかせ」の和室プランだったので期待していなかったのですが、 なんと 3畳の前室、10畳の和室、4畳ほどの次の間が2つもあるお部屋だったのです!

建物は古いものの、室内は清潔、畳も綺麗。 夫婦2人で泊まるには勿体ないほど開放感たっぷりの広さで、とても素敵なお部屋に嬉しさ満載♪

反対側を眺めると、窓側には更に素敵な風景が広がっていました。 角部屋で窓が多く、夕に朝にと眺望を楽しむことができました。

部屋から眺めた風景

窓のすぐ前には、赤く紅葉が残る美しい風景が見られました。 その下方向には三徳川に沿って遊歩道が続いており、何とも風情ある眺めでした。

そして、窓から見えた流れゆく三徳川と三朝橋が架かる風景の美しさは想像以上でした。 建物は古かったですが、立地的には最高の場所にあり、「清流荘」と名付けたのも納得の旅館。

今までは、部屋にこだわりがなかったのですが、 三徳川の清流の音は心地よく耳に響き、一晩ゆっくりと癒されました。 この部屋にしてくれてありがとうございます~!と感謝♪

ところで…

三朝橋を眺めていた主人が、「あそこに裸の人がいる!」と?!

え?どこ?

なんと、この三朝橋南側の河原には、河原風呂があるのです。 見晴らしバッチリの混合露天風呂…!

アバウトな囲いと衣類置き場があるだけで、何とも敷居の高い露天風呂…。 決して盗撮…したのではないのですが、後で見ると結構しっかりと撮ってしまっていました。

チェックアウト前に旅館の人に聞いたところ、毎朝のように入る地元の人も多いのだとか。

三度の朝を迎えると元気になると言われるラドン泉だけに、多くの人が抵抗なく利用しているのかな… でも、女性の利用は難しいでしょうね…

清流荘 - 夕食

さて、今回一番楽しみにしていたのは、もちろん蟹!蟹!蟹!

今回の宿泊プランは、「ズワイガニ1.5杯相当」と書かれており、 机の上には既に蟹がスタンバイされていました。

カニ味噌甲羅焼、焼きガニ

 

茹でガニも美味しい~

カニ鍋も♪

鍋の後は、もちろんカニ鍋雑炊に~

他にも 突き出し、さしみ、茶碗蒸し、デザートが次々と~

山陰へのカニ料理を堪能する旅行は初めてだったので、美味しく大満足でした♪ 毎年訪れているお馴染みさんのような人と係の人の会話を小耳にはさんだのですが、 私もまた来たいなぁ~と心底思いました。

夜の風景

夕食を堪能し、部屋に戻って窓から外を眺めましたが、夜の風景もやはり素敵でした。 椅子に座りせせらぎの音を聞きながら、数日ここでのんびりと過ごしたいなぁとつくづく思いました。

清流荘 - 朝食

ゆったりと一晩過ごし、またまたお楽しみの朝食会場へ。 夕食を食べたのと同じ場所です。

ここ清流荘では、朝食のおもてなしとして豆乳鍋を提供してくれます。 豆乳鍋を堪能した後は、自然とできる手作り湯葉もお楽しみ♪

ヘルシーな内容ながら、たっぷりのボリューム。 とても美味しくいただきました。

清流荘は外観や館内は古さを感じましたが、それを大いに打ち消す素晴らしさがありました。 清流のせせらぎに癒される部屋、温泉、食事、最高でした♪

食べきれないくらいの贅沢な蟹を満喫し、朝食もとても美味しくいただきました。食事最高!温泉最高!部屋最高! 窓からの眺め最高!来て良かった~と思えた旅となりました。

清流荘周辺マップ

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