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【松江城】国宝天守閣で歴史を感じ、眺望を楽しむ - 島根県旅行記

松江城は約5年かけて築城し、1611年に完成したそうです。 明治政府の廃城令による破壊、世界大戦や大火による消失を乗り越え、 天守が現存する12城の1つです。

約400年たった今も築城当時の凛々しい姿を見ることができ、 松江のシンボル、そして国宝として多くの観光客を魅了しています。

島根県庁 - おもてなし駐車場

松江は観光客にとーっても優しい♪ 土・日・祝のみですが、松江城や周辺を散策する観光客のために駐車場を無料開放してくれているのです。

もちろん、松江城の入口前などに広大な駐車場がありましたが、 やっぱり無料は嬉しい!

私たちは、島根県庁駐車場を利用させていただきました。 他にも、松江市役所駐車場、松江商工会議所、島根 JA ビル駐車場などを無料で利用できるようです。

松江城を囲む堀川

駐車場から松江城に堀川沿いの道を歩いて行きました。 のんびり歩いても5分ほどの距離です。 穏やかな水面に建物や木々が映り込み、とても素敵な雰囲気でした。

松江城の周囲はお堀に囲まれており、 遊覧船で周囲を巡ることができるそうです。 桜の季節など最高でしょうね。

堀尾吉晴公像

松江城入口前には、堀尾吉晴公像があります。 松江城を築城した人物です。

安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した武将で、 豊臣秀吉、徳川家康に仕え采配を振るったそうです。 刀を振り上げ威厳ある立ちポーズを決めています。

松江城

入口

松江城は、2015年 国宝に指定されました。 入口には、「 国宝 松江城天守 」と書かれた大きな石碑が建てられています。

天守が現存する12城の中でも、国宝に指定されているのは松江城をいれて5城で、 国宝5城と呼ばれています。 ちなみに、あと4城は姫路城、彦根城、松本城、犬山城です。

天守閣へ

敷地内に入りました。 整ったラインを描きながら積み上げられた石垣が何とも美しく、素晴らしかったです。

東方向には緑鮮やかな庭園が広がっていました。

天守閣方向に階段を上り歩いて行きました。

目の前に天守閣が見えました!美しい~♪

松江城は、千鳥が羽を広げたように見える三角屋根の外観から、 「千鳥城」と呼ばれているそうです。

松江城天守閣見学は、単独に登閣料のみ支払うより共通券を買う方がお得です。 周辺散策し、小泉八雲記念館、武家屋敷にも訪れる予定だったので、 迷わず「3館共通券」を購入し天守閣内に入りました。

城内

歴史ある古めかしく急な階段を上っていきました。 階段は防火防腐力が優れた桐で造られており、敵の侵入時には撤去しやすいよう考慮されたのだとか。 桐の階段は他の城では例を見ないそうです。

内部は広々としており、当時のままというのが想像力を掻き立てます。 地下を含め、全6階建になっています。

地下には、当時の井戸がそのまま残されています。 深さは24mあり、常時飲料用として利用できたそうです。 天守内に井戸があるのは大変珍しいようです。

松江城の屋根には大変立派な存在感あるしゃちほこが飾られていますが、 城内には1950年以前の先代しゃちほこが展示されていました。

初代松江藩主の松平直政像、武士の甲冑など興味深い展示物を見ることができます。

時刻を知らせた太鼓です。興味深い~

襖絵からも当時の様子がうかがえます。

最上階から市内を一望

さて、松江城を訪れた観光客の楽しみの1つは、最上階からの眺望でしょう。 天守を最上階まで上ると、そこからは市内を一望できます。

広大な宍道湖も見ることができます。 少し曇り空で残念でしたが、穏やかな湖面が広がる風景は素晴らしかったです。

グルリっと360度市内の風景を眺めた後、急な階段をそろりそろりと降りて行きました。

最後に振り返って天守閣をじっくりと眺めました。 やっぱり美しい~♪

松江神社

帰り道、神社が見えたので立ち寄りました。 ここは、松江神社で、初代藩主松平直政や徳川家康を祀っています。

さて神社内にはオス、メスのこま犬がいましたが、 メスのこま犬ちゃんはマスクをしていたのです! (2020年7月上旬)

メスは小さな子供を抱っこしているのですが、 その子供もしっかりとマスク姿でした。

新型コロナウイルス感染症の早期終息を願い、神社の総代さんが手作りして装着したそうです。

早くコロナが終息しますように! 穏やかで当たり前の生活が送れるようになりますように! そして願わくば 海外に出掛けられる日が早く来ますように!

松江城周辺マップ

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