Blogger

【祖谷のかずら橋】エメラルドグリーンの川と緑豊かな山々 - 大自然の渓谷に架かる橋 - 徳島旅行記

祖谷のかずら橋は平家落人伝説が残る徳島県の山間部にあり、国指定重要有形民俗文化財に指定されています。

祖谷は岐阜県白川郷、宮崎県椎葉村と合わせて日本三大秘境の1つに選ばれており、 季節の移り変わりとともに異なる表情を見せてくれる大自然の中で眺めるかずら橋は大変魅力的です。

吉野川の上流に向かって

吉野川に沿って西へ西へと車を走らせ、池田大橋を渡った後は渓谷が迫り来る合間の道を南方向に進みました。

途中のパーキングで眺めた吉野川はとても美しかったです。 大歩危では峡観光遊覧船に乗って川下りができるようでした。楽しそう~!

道の駅大歩危を通りすぎ、少し進んだところで左折し少し進むと西祖谷中学校がありました。

こちらの学校では生徒たちが祖谷のかずら橋などのPR活動をしたり、清掃活動をしたりと地域に貢献しているそうです。 それにしても周囲は山!山!・・通学も大変そう・・

かずら橋夢舞台を拠点に

祖谷のかずら橋の手前には観光拠点となるかずら橋夢舞台があります。 土産物店やお食事処なども入った立派な施設です。

なお、ここには広い駐車場がありますが、道路反対側にはもっとお得に停めることができる駐車場があります。

かずら橋についての資料や、可愛い展示物などもありました。

かずら橋夢舞台の館内を通り抜けて、祖谷のかずら橋に行くことができます。 すぐ裏には渓谷の絶景~!

祖谷のかずら橋を 祖谷渓大橋より眺める

祖谷のかずら橋は一方通行になっています。 このため、まず手前の祖谷渓大橋を渡ってかずら橋入口に向かいます。

少し遠回りして歩く必要があるのですが、 この祖谷渓大橋からは祖谷のかずら橋の全景を眺めることができます!

平家落人の苦労にまつわる民謡、「祖谷の粉ひき節」の歌詞が書かれた石碑が橋中央にありました。

それにしても、新緑と渓谷が織りなす素晴らしい風景の中にかずら橋が映えて、本当に美しかったです。

よーく見ると、ゆっくりとかずら橋を渡っている人が見えました。

祖谷のかずら橋を渡る!

祖谷のかずら橋は日本三奇橋の1つとして知られています。 こんな山間の秘境にも関わらず、入口に向かって多くの観光客が並んでいました。

木々の間からのぞくエメラルドグリーンの祖谷川が美しい~♪

かずら橋に近づいてきました。 シラクチカズラで作られた橋の長さは45mあり、3年ごとに架け替え作業を行っているそうです。

みんな、そろりそろり、ゆっくりと渡っていくから、なかなか進まない・・・

しっかりと安全を保つ工夫がされており、多くの観光客を渡す基準をしっかり保っているようですが、 見た目はやはり心配・・・それにしても、すごいカズラ!

いよいよ順番になりました!

もう、足元、スカスカです!!

真下には、エメラルドグリーンの水面が広がっていました!

ゆっくりと歩きながらも、何とかカメラ片手に、左方向の祖谷渓の風景をパシャリ!

右方向を見ると、橋の上から見た祖谷川が本当に綺麗でした。

橋の左側を持って歩いていた私は、できれば右側に移動して写真を撮りたかったんですが到底手を離すなんて無理!

カズラの合間から見えた風景をカメラに収めるので精いっぱいでした。。

琵琶の滝

ややへっぴり腰になりながらも何とかかずら橋を渡り切り、 横を見ると琵琶の滝の案内があったので行ってみることにしました。

琵琶の滝は落差約50mの小さな滝ですが、平家伝説にまつわる観光ポイントでもあります。

平家の落人たちは、この滝の元に集まり京の都に思いを馳せながら琵琶を奏でたということです。

豊かな自然と勢いある水の流れにどんなにか癒されたことでしょう。

しばらく、マイナスイオンを浴びながら周囲の風景を楽しんだ後、来た道を折り返し歩いて行きました。

ところで、かずら橋周辺の店頭で多く売られていたのが、徳島の郷土料理でこまわしです。 食欲をそそるいい匂いのアメゴ塩焼きも!

ご当地グルメならばぜひ食べてみたい!と思い、でこまわしを買ってみました。 じゃがいも、岩豆腐、こんにゃくを1本のクシに通し炭火で焼いたもので、甘い味噌田楽のたれがピッタリ!とても美味しかったです。

渓谷には大きな岩が無造作にゴロゴロところがっていました。

河原に降りる道もあり、清流の近くまで足を運んでいる人も多く見られました。

この日は天候にも恵まれ、奇橋として知られるかずら橋を渡ったり、大自然の風景を満喫したり楽しい一日を過ごすことができました。 できれば紅葉が美しい時期にまたこの風景を眺めたいなぁと思います。

徳島 祖谷のかずら橋周辺マップ

徳島の人気・お勧めホテルを探す。宿泊日・諸条件を指定し、お得に宿泊予約する。