セルディカ駅周辺から南東方向に 600mほど歩くと、 小さいながら木々に囲まれた綺麗な公園があります。 Sofia City Gardenです。
そこから更に南東方向に延びるツァール オスヴォデイテル通りを歩いていくと、 ソフィア観光のハイライトともいえるアレクサンダー・ネフスキー教会などがあるエリアがあります。
Sofia City Garden
ソフィア散策の途中、Sofia City Gardenに立ち寄りました。 市内中心地の便利なところにあり、地元の人々の憩いの場となっているようです。
公園の周囲にはブルガリア国立銀行、Sofia City Art Gallery、 防衛省などの政府機関の建物が立ち並び、オープンカフェなど雰囲気のよい店もあります。
中央には噴水があり、少々肌寒い日でしたが屋外のベンチに座り読書している人の姿などもありました。
イヴァン・ヴァゾフ国立劇場
噴水のあたりから南東方向にはファサードが大変美しい建物があります。 これは、イヴァン・ヴァゾフ国立劇場（Ivan Vazov National Theatre）です。
金で彩飾されたレリーフは目を引く美しさです。
閑静な公園内に、何とも優雅な外観の劇場です。 「イヴァン・ヴァゾフ」という名前は、ブルガリアで著名な作家の名前だそうです。
公園の中に佇むイヴァン・ヴァゾフ国立劇場は、外観を眺めるだけでも大変見応えがあり 印象に残りました。
ソフィア国立美術館（王宮）
公園を北方面に抜けて前方を見ると、 黄色い外壁で横に長く広がり、大変存在感がある建物があります。
ソフィア国立美術館（Ｎational Art Gallery)です。
なお、国立美術館の建物と共に目を引くのが、道路一面に敷き詰められた黄色いブロックです。
何気なく踏みしめながら歩いている道路ですが、このブロックはわざわざブダペストから運ばれたものだとか。 その数はおびただしいものであり、非常に価値があるそうです。
国立美術缶は元王宮として使われていた建物。 建物内では、ブルガリア美術の絵画などをメインとして展示しているそうです。
次に、ツァール オスヴォデイテル通りを東方面に向かって歩いて行きました。 すぐ近くには、とっても素敵な建物！
これは、DZIソフィアセンターだそうです。 1961年までブルガリアで唯一の保険会社であったのだとか。
建物上部の全面には女性像と2人の子供たちの姿。 リガの街で見たのと同じようなアールヌーヴォー建築様式になるのかな。。
聖ニコライ・ロシア教会
更に東に進むと、見えてきたのは独特の雰囲気の教会。 聖ニコライ・ロシア教会（Saint Nikolas Russian Church）です。
1914年に建てられたロシア正教会で、ブルガリア在住ロシア人の心の拠り所となっています。 入口の上には、美しい色彩で描かれた聖ニコラィの肖像画がありました。
正面から見たのではわからなかったけど、斜めから見ると建物には美しく輝く5つの黄金ドームがあり ロシア正教会の雰囲気に満ちています。
さて、そのあたりからツァール オスヴォデイテル通りから離れ、 小さな庭園を通りながらアレクサンダー・ネフスキー教会などがあるエリアに向かいました。
このあたりには多くの記念碑や彫刻が見られました。
Main astronomical point of Bulgaria
黄色いモニュメントのようなものは何かなぁと思ったら、 ここは、ブルガリア国内の三角測量の起点となる塔だそうです。
その近くには救いを求めるような悲哀に満ちた人々の像が見られました。 戦争に関する場面を表現したものなのでしょうか。
Monument of Bulgarian volunteers
これは、ブルガリア志願兵の像（Monument of Bulgarian volunteers）だそうです。
ブルガリアの独立のためにロシア軍に戦い挑む兵士の像だとか。
躍動的な女性像ですが、どのような場面を表しているのでしょう。
Monument of Tsar Samuil
威厳ある立ち姿の像は、第一次ブルガリア帝国のサムイル帝です。 近くで見ると、半端ない目力でした！
東ローマ帝国との戦争激化が続き、サムイル帝は敗走。 彼の死亡後、11世紀前半に第一次ブルガリア帝国は滅亡してしまうことになったのです。
さて、東方向にはアレクサンダー・ネフスキー教会が見えます。 次はいよいよ教会内部の見学へ～
アレクサンダー・ネフスキー教会については別ページに書きます。
ソフィア 街観光マップ
黄緑ライン：ツァール オスヴォデイテル通り
水色ライン：実際に歩いたルート
