ビリニュス(Vilnius)では2泊したのですが、 2日目の夕食は自由食になっていました。 このため、旅行前に現地の名物料理と、お勧めのレストランの下調べをしておきました。
リトアニアの代表的な郷土料理
ぜひ食べてみたいと思ったのが、 ツェぺリナイ。 ジャガイモをすりおろして団子状にした中に肉団子を入れた料理。 もちもちの食感で、サワークリームと一緒に食べるととても美味しいというもの。
もう一つは、シャルティバルシュチという冷製スープ。 ビーツという野菜を使うことによって、見事なピンク色のスープになるそうで、 ヨーグルトやサワークリームが入っており、 さっぱりとして美味しいらしい。
私がピックアップしておいたレストランは、 地元料理が手ごろな値段で美味しくいただけるという下の2店です。
ファルト ドゥヴァーラス
Forto Dvaras(ファルト ドゥヴァーラス)は、地元の人のみならず、 観光客にも大変人気の店だそうで、シーズンによっては予約をしておくのが確実なようです。
店はピリエス通り沿いにあるので、とてもわかりやすいです。 下の写真は、カテドゥロス広場からピリエス通りを南に下って行った時に撮影したもの。 少し先にはビリニュス大学の淡く黄色い建物が見えています。
Forto Dvarasは、18世紀の修道院の建物を利用したレストランだそうです。 日本のテレビ番組でも紹介されたことがあるそうで、日本人も多く訪れるとのこと。 日本語メニューもあるそうです。
ツェぺリナイの種類もたくさんあるそうです。 現地ガイドさんも、ここ押しでした。
でも、その日は午後3時頃から自由行動だったので、 ビリニュス旧市街を何時間も歩き回った上、買い物して疲れ果てていた私。 ピリエス通りをそのまま通り抜け、夜明けの門近くのホテルまで一度荷物を置きに帰りました。
レイチャイ
時刻は既に夜の8時くらいになっていたのかな。。。 もはや、Forto Dvarasのある場所まで戻る元気もなくなっていました。 でも、やはり ツェぺリナイを食べたーい!気力を振り絞り、 市庁舎広場近くのAline Leiciai(レイチャイ)に行くことにしました。
Aline Leiciaiは、市庁舎広場から道なりに北方向に少し歩き、 その後、左方向に入っていく細い通りを進んだところにあります。
おおよその場所はわかっていたので近くまで行ったんだけど、方向音痴の私。 その辺をウロウロしてたら、現地の人が親切に連れて行ってくれました。
Aline Leiciaiも、手頃なお値段でリトアニア料理が食べられるお店として人気だそうです。 そして、私がそのレストランを選んだもう一つの理由は、 「少し小さめのツェぺリナイを選ぶことができる」と書かれていたのを見たからです。
ツェぺリナイって美味しいらしいんだけど、結構お腹にずっしりときて、 なかなか完食できないらしいとの情報を得てたので。
さぁ、ドアを開けて中へ入ります。
お店の中はそんなに広くはないけど、とても素敵。地下のお部屋もあるそうです。
お隣のおじいさんのバッグを見ると、日本の会社名が書かれてる・・。 興味深く見てたら、話しかけられちゃいました。
さてさて、私が選んだメニューは、まずは牛肉コンソメスープ。 ちょっと濃いめの味だったかな。でも極寒のビリニュスの街を歩き回った私。 体がしんから温まって美味しかったです。
そして、少し小さめのツェぺリナイを注文しようと頼んだら・・・。 お店の人いわく、ツェぺリナイは1個か2個かの選択となるらしい。 普通の店では大抵2個ついてくるんだそうです。 で、私はもちろん1個を注文。
大きなお皿に、ポツンとした感じで淋しくツェぺリナイが置かれ、 たっぷりのサワークリームと一緒に出てきました。
うん、美味しい~!とっても美味しかったですよぉ~。
でも、前情報通り、ツェぺリナイ 結構お腹にズシリ!ときます。 そんなに大きくないのに、だんだんと飽きてくる味なのかな。。。 その時の私、少々風邪気味で、薬を飲んでたせいもあったのか、 たったの1個が完食できませんでした。
会計を頼むと、お店の方、「美味しくなかったのか?」と聞いてきました。 スープ、飲み物ともども残してしまって、ごめんなさい。。。 いつもの私なら、特に旅行中は何でもモリモリ食べるんですけど。
ところで、リトアニアの物価は本当に安いです! レストランで、アラカルトで3点頼んで、10ユーロほどでした。 ちなみに、Forto Dvarasは、行った人の話では3点で20ユーロ弱ぐらいだったそうです。
ツェぺリナイ をちょこっとお試ししたいって方は、ぜひ Aline Leiciai へ。 ちなみに、後で知ったのですが、Forto Dvaras でも、頼めば1個での注文が可能だそうです。
それから、スープは、ピンク色の冷製スープ シャルティバルシュチを試してみたかったのですが、 Aline Leiciai は夏オンリーだそうで、頼めませんでした。 Forto Dvaras は、冬でも頼むことができたようです。
以上、2018年2月時点での情報ですが、ご参考までに。
お勧めのレストランへのルートマップ
オレンジ色 お食事アイコンのところが、お勧めのレストランの場所です。 縮小すると、ビリニュス国際空港の位置や旧市街全体の観光ポイントがわかります。
※黄緑ライン:ピリエス通り