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【サン・ベント駅・リベルダーデ広場】 美しいアズレージョと世界遺産の街並み - ポルトガル旅行記

ポルトガル北部にあるポルト(Porto)は、国内第2の都市。 港町として栄え、美しいその街は世界遺産に登録されています。

サン・ベント駅周辺は、ポルト旧市街の中心であり、大変見所が多い地区です。 まずはサン・ベント駅のアズレージョをじっくりと鑑賞し、 周辺の街並み・広場を散策したり、教会・大聖堂へ向かうのがお勧めです。

サン・ベント駅

アメリカの旅行誌が「世界で最も美しい駅」の一つに選んだ サン・ベント駅(Estassao de Sao Bento)

駅構内は、2万枚ものアズレージョで覆われており、その美しさに心を奪われます。 「アズレージョ」とはポルトガルで使われる装飾タイルのことで、青い色がとても美しいのです。

前を見ても、後ろを振り返っても、側面も、一面 美しいアズレージョで覆われています。

このアズレージョは、ジョルジュ・コラソによって1930年に制作されたもので、 ポルトガルの歴史に関するものが描かれているそうです。 多くのタイルを組み合わせて描かれる大壁画は圧巻!

電光掲示板の時刻表や時計の周囲にも一面にアズレージョ。

電光掲示板の下を通ってホームの方に行ってみると、 綺麗な列車が止まっていました。リスボンまで列車の旅も楽しそう~。

ポルト大聖堂

サン・ベント駅構内から出て左、南方向を見ると、 ポルト大聖堂(Se Catedral do Porto)が小さく見えました。

ポルト大聖堂は高台にあるので、ポルトの美しい旧市街を一望することができるそうです。 サン・ベント駅からは歩いて10分ほどで行けるようなので、 フリータイムがあったのであれば歩いて行って、 旧市街の眺望を楽しんだり、大聖堂の中の見学をしてみたかったです。

私は建物の間からポルト大聖堂の側面しか見ることができなかったのですが、 ファサード(正面)から見ると、こんなに素敵♪

美しいバラ窓があり、ゴシック、バロックなどの様式が取り入れられています。 ポルト大聖堂の中も、美しいアズレージョで装飾されているそうです。

サント・アントーニオ・ドス・コングレガードス教会

サン・ベント駅のすぐ斜め前の建物、北方向に見えるのは、 サント・アントーニオ・ドス・コングレガードス教会 (Igreja de Santo Antonio dos Congregados)です。

このコングレガードス教会も、美しいアズレージョで飾られています。

リベルダーデ広場

コングレガードス教会の前から西方向に少し歩いていくと、 ポルトの旧市街の中心であるリベルダーデ広場(Praca da Liberdade)があります。 周囲は歴史ある建築物が立ち並び、素敵な雰囲気です。

リベルダーデ広場の中心には、ドンペドロ4世の像(Monumento a Dom Pedro IV)が 建っています。彼はブラジル帝国初代皇帝となり、ブラジルではドン・ペドロ1世と呼ばれているそうです。

ドンペドロ4世の像の更に奥に見えるのは、ポルト市庁舎(Porto City Hall)です。 近くには行きませんでしたが、中央の高い時計台がひと際立派で、重厚な雰囲気でした。

ポルト市庁舎を背にして南側を見ると 5ツ星ホテル インターコンチネンタル ポルト パラシオ ダス カルドサス (Intercontinental Porto Palacio Das Cardosas)があります。

宮殿を改装して造られたこのホテルは存在感抜群。 こんな立地の良い素敵なホテルに泊まって、ゆっくりと観光してみたいものです。。

サン・ベント駅周辺マップ

サン・ベント駅周辺は、このように見所がいっぱい。 ぜひ駅から南のポルト大聖堂や、北西方向のリベルダーデ広場を中心にゆっくりと観光するのをお勧めします。