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【クレリゴス教会から カルモ教会へ】 世界遺産ポルト歴史地区の美しい街並み - ポルトガル旅行記

前日はポルトのホテルに宿泊した私たち。 その日の午前中はポルト観光になっており、 まずは「アズレージョ」で有名な、サン・ベント駅周辺の街歩きを楽しみました。

「世界で最も美しい駅」サン・ベント駅や、リベルダーデ広場周辺の見所については こちらに書いています

次に、サン・ベント駅から西方向にあるリベルダーデ広場を通り過ぎ、 更にクレリゴス通りをまっすぐ歩いていきました。

クレリゴス教会と ポルトガルで一番高い塔

前方に見えてくるのは、クレリゴス教会(Tower of The Clerigos Church)。 18世紀に造られたバロック様式の教会です。

そして、この教会の隣にあるのが、クレリゴスの塔(Torre dos Clerigos)。 この塔は、ポルトガルで一番の高さを誇り、ポルトの街を歩いていると目に入ってきます。

クレリゴスの塔はポルトの街のシンボルとも言える存在。 高さは76mあり、塔の上まで225段のらせん階段を上っていくとポルトの街並みを一望できます。 自由行動の時間がたっぷりとあったなら、ぜひ塔の上から美しい旧市街を眺めてみたかったです。

レロ・イ・イルマオン書店 - 世界で最も美しい書店

クレリゴス教会から北西方向に、カルメリタス通りを少し歩くと、 レロ・イ・イルマオン書店(Libraria Lello & Irmao)があります。

レロ・イ・イルマオン書店は、世界で最も美しい書店として大人気。 多くの観光客が次々と訪れています。 なんと中に入るために入場料を払う必要があり、入るために行列ができるのだとか!

残念ながら私たちが通りかかった時はまだ営業時間前。 ちょっとうらめしく店前から中を覗き込みましたが、ガラス越しに見えたところはごく普通の本屋さんって感じ。

でも、中に入ると豪華でとても素敵♪ 天国への階段と呼ばれるらせん状の階段があり、天井には美しいステンドグラス。 世界一美しい書店と呼ばれるのも納得の内装です。 入場料を払ってでも、見たかったなぁ~

ゴメス・テイシェイラ広場

ゴメス・テイシェイラ広場(Praca de Gomes Teixeira)周辺には見所がたくさんあります。 すぐ南にある石造りの立派な建物はポルト大学(Universidade do Porto)です。

ポルトガルの大学の中で最大規模の学生が在籍し、ハイレベルな大学だとか。 大学の前には、ライオンの噴水(Fonte dos Leoes)があり、憩いの場となっているようです。

カルモ教会 - アズレージョが美しい

ライオンの噴水から西方向を見ると、大きな教会が目に入ります。 これは、カルモ教会(Igreja do Carmo)です。

実はこのカルモ教会、左側はカルメル会教会(Igreja dos Carmelitas)と ピッタリくっついて建っています。両方一緒に見学することができるのでお勧めです。

私は外観のみの観光だったのですが、カルモ教会は金色に輝く鮮やかな装飾で大変人気、 カルメル会教会のほうはシンプルながら厳かな雰囲気があるそうです。

そして、なんといっても素晴らしいのが、カルモ教会の右壁一面に施されたアズレージョ。 ここ、カルモ教会のアズレージョは、国内最大級だそうで、とても見応えがあります。

コルドアリア庭園

ポルト大学の南には、緑豊かな美しいコルドアリア庭園(Jardim da Cordoaria)があります。 地元の人の憩いの場として人気。 周囲には人気スポットが集まっているので、観光客にとっても休憩するのにちょうどいい場所です。

庭園の東側からクレリゴス教会方向を見ると、クレリゴスの塔と共に カラフルな外壁の街並みが見えました。可愛い♪

このように歩いて回れる地区に見所が多くありますので、 ゆっくりと時間をかけて観光することをお勧めします。

ポルト旧市街の観光ルートマップ