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【カイス・ダ・リベイラ地区】 ドン・ルイス1世橋とドウロ川沿いの美しい街並み - ポルトガル旅行記

世界遺産に登録されているポルト歴史地区。 ドウロ川沿いに広がる街並みは大変美しく私たちを魅了します。

カイス・ダ・リベイラ

カイス・ダ・リベイラ(Cais da Ribeira)はドウロ川の北岸に広がるエリア。 おしゃれなカフェやレストランが立ち並んでおり、多くの人々で賑わっています。

リベイラ広場(Praca Ribeira)から東方向を見ると、カラフルな建物の壁面が目に入ります。 色鮮やかで可愛い~

反対側の西方向にも、整然と素敵な建物が並んでいます。 川べりに並ぶ船も可愛い!

対岸にも美しい港町の風景が広がっています。 あいにく雨模様だったのですが、しばらくその眺めを楽しみました。

ドン・ルイス1世橋

ドン・ルイス1世橋(Ponte de Dom Luis I)はドウロ川に架かる橋で、 エッフェル塔を設計したエッフェルの弟子によって設計されたのだとか。 2段構造になっており、それぞれ電車用、車用となっているそうです。

ドウロ川の北岸と南岸をつなぐ ドン・ルイス1世橋は美しいアーチを描いており、 2段構造の上段の長さは 395mもあるそうです。 歩行者用の通路もあり、人気の観光場所となっています。

私はドン・ルイス1世橋から美しいポルト旧市街を一望するのを、とっても楽しみにしていました。 ところが!
私が訪れた2月は天候不順の日が多く、旅行中は雨が降ったりやんだりの毎日。 最もひどい大雨に見舞われたのが、ここドン・ルイス1世橋に来た時だったのです。

雨で視界はぼやけ、傘をさすのも一苦労。。。 ずぶ濡れになりながら、とりあえず数枚写真を撮っただけで橋から降りました。

本当ならこんな風景が広がっていたはず・・ 美しい旧市街を見てみたかった(涙。。。)

エンリケ航海王子公園

ドン・ルイス1世橋のふもとから西方向にドウロ川沿いを10分ほど歩き、 石畳の坂道を上っていくと、 エンリケ航海王子公園(Henry The Navigator Square)があります。 公園の中央にあるのは、大航海時代の先駆者である エンリケ航海王子の像です。

セラ・ド・ピラール修道院

エンリケ航海王子公園を背に南方向を見ると、小さいながら美しい教会が目に入りました。 これは、セラ・ド・ピラール修道院(Mosteiro da Serra do Pilar)

正面が美しくアズレージョで飾られ、魅了される外観です。

ボルサ宮殿

エンリケ航海王子公園の西側にある重厚な建物は、ボルサ宮殿(Palacio da Bolsa)。 しかし、宮殿としての歴史はなく、最近まで証券取引所として使われていたそうです。

19世紀にネオ・クラシック様式で造られ、内部はガイドツアーでのみ見学できるそうです。 現在は商工会議所として利用されているのだとか。

サン・フランシスコ教会

ボルサ宮殿と並んですぐ南にあるのが、サン・フランシスコ教会(Igreja de Sao Francisco)。 ゴシック様式の外観で、ポルト観光では外せないシンボルとも言える教会です。

教会内部は撮影は不可ですが、豪華絢爛なバロック様式。 キリストの家系図「ジェッセの家系樹」は必見です。

また、ライトアップされたサン・フランシスコ教会もとても美しい~♪ 前日の夕食はそのエリアのレストランをセッティングしてくれていたおかげで、 美しい教会の姿を堪能することができました。

更に、少し足を延ばしてドウロ川沿いまで歩いていってみると、対岸の素晴らしい夜景を見ることができました。 昼、そして夜の素敵な街並みは、ポルトガル旅行の中でも印象に残っています。

できれば再びこのポルトを訪れて、ドン・ルイス1世橋からの美しい風景を眺めてみたいなぁと思っています。

カイス・ダ・リベイラ地区周辺マップ