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【サンティアゴ大聖堂】 カトリック教会の聖地 - 巡礼者で賑わう世界遺産の街 - スペイン旅行記

サンティアゴ・デ・コンポステーラは、スペインの北西に位置し、 キリスト教の三大聖地の一つとして多くの人々が訪れる都市となっています。

中世に建てられた多くの歴史的建造物が残り、石畳の道が伸びる旧市街は ユネスコの世界文化遺産に指定されています。 旧市街の細い路地を、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂目指して歩いていきました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ

プラテリア広場(金銀細工師の広場)

プラテリア広場(Praza das Praterias)は、 サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の裏手、南側に位置します。 馬の噴水が手前にある小さな広場です。

目に入るのは、高さ72mの時計台です。バロック様式で壮観な雰囲気。

キンターナ広場

キンターナ広場(Praza da Quintana)は、 プラテリア広場から階段を上って北方向、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の東側に位置します。 「聖なる門(免罪の門)」に面する広場として、多くの人が集まります。

聖なる門(Porta Santa)の上部には 聖ヤコブと弟子のアナスタシオス、テオドロスの像があります。

門の両側には、24人の彫像が並んでいます。

この聖なる門(免罪の門)を通った人々は、全ての罪が清められるとのこと。

聖なる門は、聖ヤコブの誕生日である7月25日が日曜日に当たる聖年しか開かない門だそうです。 前回の聖年は2010年、そして次の聖年は2021年であり、それまでは開かずの扉となるのです。

ところが!

特別行事の期間中ということで、聖なる門(免罪の門)が開いていました。 とてもラッキーでした♪

オブラロイド広場

サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す人々が 長い苦行の巡礼の旅を終え、最終目的地といたのが ここオブラロイド広場(Plaza del Obradoiro)です。

周囲は美しい建物に囲まれ、壮観な雰囲気。 何か月もかけて歩いて巡礼の旅を続けてきた信者たちは、この光景を見て歓喜の涙を流したことでしょう。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂

オブラロイド広場から目の前にそびえ立つサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂。 キリストの十二使徒のひとり、聖ヤコブの墓の上に建っているそうです。

尖塔の高さは97mあるそうで壮観です。できれば覆いの無いありのままの姿を見たかったですが、 こればかりは仕方ありません。

大聖堂を目の前に、オブラロイド広場の石畳にプレートが埋め込まれていました。 巡礼の旅の最終地点を示すものだそうです。

大聖堂の内部は荘厳な雰囲気。 祭壇の下には聖ヤコブが埋葬されているそうです。

豪華で目を見張る美しさ。 主祭壇の中央には聖ヤコブ像が輝いていました。

ラジョイ宮殿(市役所)

オブラロイド広場で、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の真向かい、 西方向にあるのが ラジョイ宮殿(Pazo de Raxoi)です。 現在は市役所として使われているそうです。

歴史を感じさせる立派な建造物で、正面には美しいレリーフが彫られています。

フォンセカ学校

オブラロイド広場の南にはフォンセカ学校(Colexio de Fonseca)があります。 フォンセカ学校は、スペインの名門 サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学の起源となり、 現在は、大学図書館として使われているそうです。

綺麗に手入れされた中庭の中央には、大学の設立に大きく関わった フォンセカ3世の像(Pazo of Fonseca)があります。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの街は、大聖堂を中心とした観光でしたが、 三大聖地の一つである歴史ある街をこの目で見ることができ素敵な一日となりました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂 周辺マップ