ピリエス通り(Pilies Street)は、 リトアニア(Lithuania)の首都、 ビリニュス(Vilnius)旧市街のメインルートです。
旧市街の南に位置する夜明けの門から北にまっすぐ歩いていくと、 市庁舎広場があります。 さらに、北に向かってディジョイ通りを歩いていくと、ピリエス通りにつながります。
ピリエス通り周辺は 旧市街観光のハイライト
ピリエス通りは、更に北に位置するカテドゥロス広場に向かって伸びており、 カフェやレストランが多く、お洒落な雰囲気です。
観光シーズンには観光客で賑わうんでしょうが、寒さ厳しい2月は上の写真のような感じ。 人通りも少なく、ちょっと閑散とした雰囲気でした。 地元の人もコートを深々と着込み、頭はふわっふわのファーで包んで早歩き状態でした。 でも、観光に来たからには、寒さにもめげずに街歩きをエンジョイしなくては!
リテラトゥ通り
リテラトゥ通り(Literatu)は、 ピリエス通りから、東方向の聖アンナ教会に向かうのに、ぜひ通りたい道です。 かわいいオブジェがたくさん壁に埋め込まれており、通りを歩くだけでとっても楽しいです。
いろいろな色、形のものがいっぱい!規則性があるわけでもなく並んでいるんだけど、 何とも言えずお洒落。アート感たっぷりの可愛い通りです。
聖ミカエル教会
リテラトゥ通りを通って東に向かった後、道なりに北に進むと、右手に 聖ミカエル教会(Sv. Mykolo Baznycia)が見えてきます。 17世紀に建てられた教会で、現在は教会遺産博物館になっているそうです。 とても美しい外観の教会です。
聖アンナ教会
聖ミカエル教会から更に東に歩くと、通りをはさんで前方に 聖アンナ教会(St. Anne's Church)があります。
聖アンナ教会は、ゴシック様式の傑作と言われており、16世紀に改築された当時の姿を 今も見ることができます。 大変美しいレンガ造りの教会で、ナポレオン1世は「パリに持ち帰りたい」と話していたとか。
琥珀博物館
さて、聖アンナ教会から、再びピリエス通りの方へ戻ります。 今度は聖ミカエル教会の横を通って、先ほど歩いたリテラトゥ通りの北にある通りを西方向へ。
ピリエス通りに出る途中にあるのが、琥珀博物館(Amber Museum - Gallery)です。
1階は琥珀の店舗、地下は博物館になっています。 琥珀の原石など見応えのあるものもあるので、興味のある人はぜひ立ち寄ってみてください。
ビリニュス大学
ピリエス通りに出ると見えてくるのは、ビリニュス大学(Vilnius University)。 旧市街の中心に位置し、 敷地内には聖ヨハネ教会(Sv.Jono Baznycia Varpine )があります。
聖ヨハネ教会の鐘楼の高さは63メートル。旧市街で一番高い建物だそうです。 ビリニュス旧市街を眺めたかったので、ぜひ登ろうとチェックしていたのですが、 時間の都合で断念。。
ビリニュス大学は有料で中を見学できます。フレスコ画や天井画など見所が多いので要チェックです。
リトアニア大統領官邸
ビリニュス大学から北西方向には、大統領官邸(Presidential Palace)があります。 ピリエス通りからは少し離れたところに位置しますが、十分徒歩圏内です。 見学ツアーに参加すると、プライベートエリアなどの見学もできるようなので、 時間に余裕がある場合はお勧めです。
このように、ビリニュス旧市街はピリエス通りを中心に見所たっぷり! 素敵な観光ポイントがたくさんあります。 事前にぜひ見たいところをピックアップしておくことをお勧めします。 私もいろいろ見たいところがあったのですが、 フリータイムはたっぷりあったものの、外観のみとなってしまったところが多かったです。
でも、ビリニュス旧市街は美しい街並みや建物を眺めながら歩くだけでも とっても楽しいところで、素敵な思い出がいっぱいできました。
ピリエス通り周辺マップ
縮小すると、ビリニュス国際空港の位置や旧市街全体の観光ポイントがわかります。
※黄緑ライン:ピリエス通り
※水色ライン:リテラトゥ通り