エーゲ海ミニクルーズは、 ギリシャ国内を周遊するツアーの日程に入っていることが多く、 日帰りでサロニコス湾に浮かぶ3島、 イドラ島・ポロス島・エギナ島へ案内してくれ、 エーゲ海を堪能することができます。
エーゲ海ミニクルーズ（Athens One Day Cruise）
アテネに到着後、私たちのツアーはデルフィ、カランバカ、メテオラへと北上しながら観光。 パルテノン神殿も、エーゲ海も目にしてなかったので、「ギリシャに来た～！」との実感がないままでした。
さあ、やっと憧れのエーゲ海へ！朝の出発はやや早く、ホテルを7時半頃に出発。 アテネのホテルから、西方面へ10kmほどいったところにあるピレウス港へ。
エーゲ海ミニクルーズ - 日程と船内について
乗船口のところで、ギリシャの民族衣装を着たスタッフに迎えられ、写真タイム。 この写真は後ほど船内に掲示され、1枚または数枚セットで購入するシステムです。
8時過ぎに出港。まずは、1日ミニクルーズで訪れる3島のうち一番遠いイドラ島（Hydra Island）へ。 到着するまでの3時間余りは、船内で同じツアーの人とおしゃべりしたりしながらのんびりと過ごします。
結構長い時間かかるので、間で船内をうろうろ。 参加したミニクルーズは、Hydraiki社の、Athens One Day Cruiseです。
1階は食堂になっています。乗船前に撮影した写真は食堂入口のところに張り出されます。
デッキからは美しいエーゲ海を堪能することができます。 2月に行ったギリシャでしたが、ポカポカ陽気。外の風が気持ち良かったです。
そして、ちょっと楽しみにしてたのは・・・！
ネットで他の人の旅行記を読んで、「どうも、操舵室に入れてくれるらしい！」という情報を得ていた私。 これは、行ってみなければ！！
入口のところから声をかけてみると、快く入れてくれました。 恰幅のよい船長さんと、ナイス‐ガイの方々が数名。朗らかに会話をしていい雰囲気の操舵室。
あら？？いつの間にか、船長さん、クルクルのロン毛になっています！ みんなで大笑いしながら楽しんでました！ そして、「おいで、おいで～！」と手招きを！
操舵室には、中の様子の写真を撮らせてもらえたら・・・と思って行ったのですが、 船の舵を触らせてくれたり、並んで写真を撮ってくれたり、もう大サービスでした！ ミニクルーズに参加したら、ぜひ、操舵室を訪れてみてください。
さて、11時15分頃、イドラ島にやっと到着し、1時間半ほどフリータイムを過ごしました。
イドラ島散策を終え、再び船へ。次に行くポロス島までの乗船時間はランチタイムとなります。
ランチは、ビュッフェスタイルで。生演奏付き。フルート片手にピースサイン、陽気なオジさま！
みんな食欲旺盛、たーっぷりとおかずをお皿に盛り上げています。
14時頃に、ポロス島に到着。滞在時間は45分ほどでした。
ポロス島散策の次の目的地、エギナ島までは1時間弱ほど。 その間に、エギナ島でのオプションに参加する人はお金の支払い等をし、簡単な説明を受けます。 エギナ島での滞在時間は約2時間。オプションに参加する人は、すぐツアー用のバスに案内されます。
18時過ぎにはエギナ島での観光を終え、今日の一日クルーズの出発地、ピレウス港へ戻ります。 この最後の1時間ほどを利用して、ギリシャの民族舞踊を披露してくれます。 生演奏のオジさま方も、再び登場です。
お決まりの、一般客の練り歩きへの強制参加～！ こういうのは、やはり外国人は大喜びでノリノリですが、日本人は頑なに拒否モードです。
こんな感じで、楽しかった一日クルーズも終わり。 ピレウス港に着く前には、船上からとっても綺麗な夕日も見ることができました。
エーゲ海ミニクルーズ - ルートマップ
縮小すると、ミコノス島やサントリーニ島の位置がわかります。
ギリシャ、エーゲ海・・というと、思い浮かべる島々は、やはり、ミコノス島やサントリーニ島ではないでしょうか。 残念ながら、私が参加したツアーは本格的なクルーズ旅行ではなかったのですが、 いつか、ぜひ行ってみたいものです。
今回の旅行は2月だったため、真夏のようなリゾート地の賑わいは感じられませんでした。 また、空が少々曇りがちで海の色が全く青くなかったのは残念でした。 真夏に訪れていたなら、エーゲ海と、そこに浮かぶ島々の印象は全く違っていたと思います。
でも前日のメテオラ観光は雨で散々だったので、とりあえず傘いらずの一日で良かったです。 そして、2月とはいえ暖かい日差しのもと一日クルーズを思いっきり堪能することができました。
