エギナ島(Aegina Island)は、 サロニコス湾に浮かぶ島の一つで、リゾート地として人気です。 島の特産物としては、ピスタチオが有名で、港や観光場所、あらゆるところで売っているのを見かけます。
エギナ島 - オプショナルツアーに参加
エギナ島では2時間ほどフリータイムがありますが、到着前に船内にて有料のオプション勧誘があります。 内容は、島のアギオス・アクタリオス修道院と、アフェア神殿を観光するものです。
島内を散策したりして自由に過ごすのも良いと思いますが、私はぜひアフェア神殿に行ってみたいと思っていたので、 値段は25ユーロほどで少し高かったですが、もちろん申し込みました。同じツアーの方々も全員参加でした。
エギナ島のフェリーターミナルのあたりです。 エギナ港に入ってくると、まずはパナギツァ教会(Panagitsa Church)が目に入ります。 1806年に建てられた教会だそうで、雰囲気ある外観です。
さて、エギナ島に到着すると、オプション参加者はすぐバスに案内されて島内ツアーに出発します。 まずは、エギナ島の西海岸にある港から、島中央に向かいます。
アギオス・アクタリオス修道院
アギオス・アクタリオス修道院(Agios Nektarios Monastery)は正教会の聖人ネクタリオスが眠る、ギリシャ正教の大聖堂です。 彼の死後、遺体の横で重病人が奇跡的に回復したと伝えられ、 以後彼の銀の棺に触れると健康が保たれるとされています。
建物は新しく、雰囲気ある綺麗な修道院です。
入口の上には、イコン画が描かれています。
天井にも、一面にフレスコ画が。とても色彩豊で美しいです。
教会内部には美しい装飾が施され、イコン画など見所がたくさんあります。
さて、アギオス・アクタリオス修道院を見学した後は、再びバスに乗って更に東へ。 島の東部に位置するアフェア神殿に向かいました。
アフェア神殿
アフェア神殿(Temple of Aphaia)には女神アフェアが祀られています。
アテネのパルテノン神殿よりも40年も前、紀元前5世紀末頃に建てらたそうです。 エギナ島の石灰岩で建てられたそうで、24本のドリス式の石柱が綺麗に残っています。
中をよく見ると階段があり、2階建て構造だったことがわかります。 なお、アフェア神殿からの出土品は、アポロン神殿の出土品とともに、 エギナ島の博物館に展示されているそうです。
バスの中で相席になったドバイの少女。日本に興味があるそうで、一緒に写真を頼まれました。 服装も雰囲気もとても可愛い♪後ろの遺跡と共にとても絵になります。 (邪魔な私の写ったところはカット!彼女だけで撮りたかったな・・・)
アフェア神殿は高台にあるので、そこからの風景も必見です。 神殿と景色を楽しんだ後の帰り道には、ぜひ、駐車場横にあるお土産屋さんへ。
そこのピスタチオアイスは美味しいと評判! ちなみに、そこで試食させてもらったピスタチオもとっても美味しかったので、その売店で購入しました。 店によって値段も味も違うので、試食して購入できるのは安心です。
さあ、アフェア神殿の観光も終わり、港の方に戻ります。 エギナ港とフェア神殿は12kmほど離れており、往復時間だけでも1時間かかります。 このため、オプショナルツアーに参加すると島での自由時間をすべて使ってしまい、 港に戻るとすぐ船に乗り込むことになります。続々と人々が港に戻ってきました。
エギナ島周辺マップ
↓エギナ島の地図です。縮小すると、アテネや、イドラ島・ポロス島との位置関係がわかります。
エギナ島では港付近や町散策ができなかったのはちょっと残念でしたが、 アフェア神殿とアギオス・アクタリオス修道院の観光、とても見応えがありました。 他の2島で十分散策は楽しんだ後でしたし、オプション参加して良かったです。