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【シーボルトハウス】 風車の街 ライデンへ - 運河沿いに続く美しい街並み - オランダ旅行記

ライデン(Leiden)は、日本にとてもゆかりのある町。 江戸末期に医師として来日した、シーボルトが5年間居住した邸宅があり、 現在は博物館となっています。

なぜ、ライデンへ・・・?

それは、ひとえに「テレビの影響」。。。以前、大好きでいつも見ていた、ブログ旅『ロケみつ』の影響です!

 

稲垣早希ちゃんがオランダを旅した時、番組ディレクター「親玉」がやたらと熱くシーボルトについて語りだし、 2人はシーボルトハウスに行くことになったのです。 初めはそんなに乗り気でなかった早希ちゃんも、見学後はずいぶん感激してました。 私は、オランダにシーボルトハウスがあることも知らなかったんですが、いつかオランダに行ったら、 訪れてみたい!って思っていました。

インターシティーでライデンに向かう

ライデンは、オランダの首都アムステルダムと、マウリッツハウス美術館がある デン・ハーグ(Den Haag)の間に位置します。 (一番下の地図参照)

私たちは、デン・ハーグを経由してマウリッツハウス美術館に行くことにしました。

アムステルダム中央駅から、インターシティーに乗り込みます。 ライデンまでは40分ほど。車両はとても綺麗で快適。 ちなみに、列車は途中下車OKでした。

ライデン中央駅

ライデン中央駅(Leiden Centraal)は、とても近代的な建物でした。 こちらは駅の北出入り口です。

さて、ここで目指すシーボルトハウスへのルートを現地の人に聞いたところ、あまりピンとこない顔。 そこで、ライデン大学の近くだと言うと駅から北に向かう道を教えられました。

しばらく歩いていったものの何か違う! どうも、北側にはライデン大学病院があり、そこと間違われたようでした。

再びライデン中央駅に戻り、今度は南出入り口へ。 こちら側は更に斬新な雰囲気。

運河沿いの美しい街並み

ライデンは、運河沿いに建物が連なり、その街並みがとても美しいのです。 風景を楽しみながら、シーボルトハウスに向かいました。

シーボルトハウス

駅から15分ほど歩いていくと、運河沿いにシーボルトハウス(SieboldHuis)が見えてきました。

彼が日本から持ち帰った当時の様々な身の回りの生活用品や、 植物などたくさんの標本や、その他貴重な品々を見ることができます。

彼が日本で住んでいた家を、その材料と同じもので作ったというミニチュアハウスです。 とても精巧に作られていてます。 また、彼は日本で飼っていた愛犬をオランダに連れて帰って、 その後剥製にしたのだとか。

ライデン大学

シーボルトハウス近くにはライデン大学(Leiden University)があります。 ノーベル賞受賞者も輩出している、オランダ最古の名門大学だそうです。

通りの先には、大学のりっぱな門が見えました。

ライデン大学は、ヨーロッパで最初に日本学科を設立したそうで、 大学の図書館の窓からは、日本語の本がたくさん並んでいるのが見えていました。

ライデンを訪れた感想

ライデンは、学術都市、学生の街として有名ですが、更に、運河と風車の街としても知られています。 想像していたより、ずっと大きな街で、運河沿いにたくさんの建物が並んでいる風景がとても美しく素敵でした。

まさに頭に描いていたオランダらしい風景を見ることができ、この街を訪れて本当に良かったと思いました。

早希ちゃんは番組の中で、シーボルトハウスを絶賛していたけど、 私は、それよりもライデンの美しい街並みの方にずっと心を奪われました。

絵になる風景が続きます。

才能があるならば、このあたりで、ゆっくりと描いてみたい風景です。

デ・ファルク風車が、街のシンボルとしてそびえ立っています。

世界遺産にも登録されている、キンデルダイクの風車の風景は見に行けなかったけど、 ここ、ライデンの風景は本当に素敵で心に残りました。

シーボルトハウス周辺マップ

縮小すると、アムステルダムからのルートや、デン・ハーグとの位置関係がわかります。