芸術大国オランダ。数多い美術館の中でも、特に人気、ぜひ訪れたいのがゴッホ美術館です。
ゴッホ美術館は、公式ホームページで予約しておくのが必須。 入館時間は15分ごとに設定されており、オンラインで空きのある時間指定で チケットを入手します。
旅行の予定が決まったら早めに予約しておかないと、 日が近づいてくると、ほぼ完売状態になっているようです。 公式ホームページは日本語対応しているので、簡単に予約できます。
なお、チケットの予約取り消しは不可。チケットの時間変更は、 予約の入館時間の48時間前までであれば、空きがある場合のみ公式ページの送信フォームから連絡するとできるようです。
ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)
さて、私がゴッホ美術館を訪れたのは 2014年の冬。 当時は予約必須ではなかったものの、私は公式ホームページでチケットを事前入手しておきました。
朝一番を予約しており、美術館に向かいました。 予約チケットを持っている人、当日券を買う人、それぞれ違う列に並んで開館時間を少し待ちました。 まだ人はそんなに多く来ていませんでした。
ゴッホ美術館 - 館内は有名絵画が目白押し
ゴッホ美術館は、写真撮影が一切禁止。 館内で唯一カメラを出してOKだったのは、通り道に置かれていた絵の前。 キャンバスに向かう大きなゴッホの絵の右下には、写真OKのフォトスポットマーク。
せっかく訪れたゴッホ美術館。せめて、絵の中のゴッホさんと一緒にパチリっ! 他の皆さんも、次々、写真を撮っていました。
館内は、ゴッホの絵が年代順に展示されており、見どころ満載です。 私たちは、日本語のオーディオガイドを借りて、案内順にゆっくりと回りました。
ひまわり、黄色い家、自画像など、 ひときわ有名な作品は、やはり見つけると嬉しい~! じっくりと鑑賞し、脳裏に焼き付けました。
それより驚いたのが、ゴッホが、浮世絵の影響を受けていた!ということ。
江戸時代末期の浮世絵師、歌川広重の絵を模写した ジャポネズリー:梅の開花、ジャポネズリー:雨の橋は、 とても興味深かったです。
絵の枠には、ゴッホが書いた日本語っぽい文字が並んでいました。 まさか、オランダで日本の風景を見るとは思わなかったし、 ゴッホが日本に興味を示し影響を強く受けたということに驚きました。
時間とともに、どんどん人が多くなってきましたが、 館内の作品をゆっくりと見ることができ、充実した時間を過ごしました。
ゴッホ美術館周辺の美しい街並み
素晴らしい時間を過ごした後、ゴッホ美術館から外にでると、出入り口から道路にかけては大行列! このような状況改善のため、事前予約でチケット購入することを推奨するようになったんですね。 現在では、予約した時間に行くと待たずにすぐ入れるようです。
それにしても、周辺の建物がとっても素敵♪美しい街並みです。
ゴッホ美術館は、アムステルダム国立美術館から歩いてすぐのところにあり、 更に近くに、アムステルダム市立近代美術館などもあります。
アムステルダムを訪れたら、ぜひ一日は美術館巡りをして、「芸術の街」を堪能したら楽しいと思います。
ゴッホ美術館 周辺マップ
縮小すると、アムステルダム中央駅等との位置関係がわかります。