バルセロナでぜひ訪れたい眺望スポットはモンジュイックの丘です。
バルセロナ南西部に広がる小高い丘で、広大な市街地を一望できます。
丘の上にはモンジュイック城や美術館も点在しており、風景とあわせてゆっくり観光を楽しめるエリアです。
バルセロナの絶景を一望する
モンジュイックの丘
モンジュイックの丘(Mirador Montjuic)へは地下鉄+ケーブルカー、またはバスなどを利用して行くことができますが、 今回はツアーで連れて行ってもらえたので、楽々でアクセスできました!
駐車場のすぐそばには何やら目を引くモニュメントが!
これはサルダナの記念碑(Monument a la Sardana)と呼ばれるものだそうです。
サルダナは、カタルーニャ地方に古くから伝わる伝統舞踊だそうで、男女が輪になってサルダナを踊る様子を表しています。
少し歩いて展望台に着くと、目の前にはバルセロナの街並みが広がり、素晴らしい絶景が一望できました。
展望台からは新市街まで見渡すことができ、眼下の港には停泊中の大型船も見えました。
好天に恵まれ、遠くまで広がる青い地中海を望み、心に残る素晴らしい景観を楽しむことができました。
コロンブスの記念塔
午後はフリータイムだったので、モンジュイックの丘から一望したバルセロナ港方面へ足を延ばしてみることにしました。
港沿いを歩いていると目に入るのが、重厚な佇まいの旧バルセロナ税関(Antiga Duana de Barcelona)です。
現在は政府関連機関として使用されており内部見学はできませんが、港町バルセロナの歴史と威厳を感じさせる、存在感のある建物でした。
そこからすぐ目の前にはコロンブスの記念塔(Monument a Colom)がそびえ立っています。
誰もが知る歴史上の人物で、新大陸を発見したコロンブスを記念して建てられたモニュメントです。
塔の高さは約60mあるそうで、右手で海の方角を力強く指すコロンブス像が立っています。
塔の内部にはエレベーターがあり、展望台から港や地中海、市街地を一望できるそうなので、ここも眺望スポットとしてお勧めですね。
コロンブスの記念塔の北方向には、こちらにも重厚な美しい建物が見えました。
これはバルセロナ軍事総督府(Gobierno Militar de Barcelona)だそうで、 かつてはカタルーニャ地方を管轄するスペイン陸軍の軍政機関が置かれていた建物だそうです。
港に近いこのエリアは、19~20世紀にかけて貿易と軍事の両面で重要な役割を果たしていたのだと思います。
そして、コロンブスの記念塔の東側に広がるのはバルセロナ港です。
港にはクルーズターミナルがあり、大型客船が停泊しているようでした。
やや曇り空になってきたため、モンジュイックの丘から眺めた青い海のように美しく見えなかったのですが、 周囲は広々とした散策エリアとなっており、穏やかな海を眺めながら楽しい時間を過ごすことができました。