ミハス(Mijas) は、スペイン南部アンダルシア地方に位置する小さな村で、白い家々が建ち並ぶ美しい風景で知られています。
白壁に飾られたブルーの鉢と色鮮やかな花々が並ぶ通りは、まるで絵葉書の一場面のようでした。
ミハスで出会った風景
サンセバスティアン通り
駐車場からビルへン デ ラ ペーニャ広場(Plaza Virgen de la Pena)を通り抜け、白壁の家々が並ぶ細い路地を歩きながら、 サンセバスティアン通り(San Sebastian Street)へと向かいました。
サン・セバスティアン通りは、ミハスの中でも最も美しい通りとされています。 通りに足を踏み入れると、どちらを向いても白!白!まぶしいほどの白壁が連なり、思わず息をのむほどの光景にうっとりしました。
ミハスは、ずっと前からぜひ訪れたいと思っていた場所の一つだったのですが、想像以上に美しい風景が広がっていて感動!
通り沿いには、地元の手工芸品やアクセサリーを扱うお土産屋さんが点在し、小さなカフェなどの飲食店も並んでいました。
ミハス闘牛場
少し階段や坂を上りながら南方向に歩いて行くと、ミハス闘牛場(Plaza de Toros de Mijas)が見えてきました。
この闘牛場は1900年代に建てられたそうです。
現在では本格的な闘牛はほとんど行われていないものの、観光客向けの催しを見られることもあるそうです。
闘牛の歴史などの展示もあり、中に入って見学するのもお勧めです。
入口にある小さな土産物店でチケットを購入することができ、内部の見学ができるようです。
散策時間の都合で中には入りませんでしたが、外から白壁の建物を眺めるだけでも雰囲気を感じることができました。
ボタニコ・デ・ラ・ムラジャ公園
闘牛場の周囲にはボタニコ・デ・ラ・ムラジャ公園(Parque Botanico de La Muralla)が広がっています。
手前の広場からは陽気な音楽が流れ、屋台の料理や軽食を楽しむ人たちがあふれていました。
色とりどりの飾りが風に揺れ、にぎやかな雰囲気!
その時は気づきませんでしたが、後で調べてみると、その日はちょうどミハスの伝統的な祭り「フェリア・デ・ミハス・プエブロ(Feria de Mijas Pueblo)の開催期間だったようです。
あー、それで伝統的でカラフルなフラメンコドレスに身を包み歩いている人をたくさん見かけたんだ~!
この祭りは毎年9月上旬に開催されているそうで、ちょうど陽気で素敵な雰囲気を味わうことができました。
広場から少し進むと、小高い場所に展望台がありました。
そこからの眺望は本当に素晴らしかったです!
後ろにそびえる山々、眼下に広がる白い家々。
そして、その先には青く輝く地中海!
手前に見えたのは、その絶景を楽しみながら食事ができることで有名なアルカサバ・レストラン(Restaurante La Alcazaba De Mijas)です。
ミハスでは、真っ白な家々が並び花で彩られた通りの美しさに心を奪われましたが、展望台から眺めた山と海の大パノラマもまた忘れることのできない風景となりました。