由志園は島根県東部の大根島にある有名な観光地です。 手入れが行き届いた広い日本庭園があり、訪れた人々を魅了しています。
牡丹の最盛期となるゴールデンウィークの頃は特に人気ですが、 季節折々の美しさがあり、私が訪れた時は見事な紅葉の風景を楽しむことができました。
由志園 - 師走 月初めの風景 -
由志園において、紅葉の見頃は11月中旬~12月上旬となっています。
紅葉ライトアップ&イルミネーションも行われているので、日没後ゆっくり訪れるのもお勧めですが、 私はホテルでのんびりと寛ぎたい方なので夜の散策はやめておきました。
由志園本館の東側に広々とした無料駐車場があります。
由志園花木部
駐車場に隣接して、花類や観葉植物などをお安く購入できるお店がありました。 牡丹の苗木も販売されています。
長屋門
駐車場から道路を渡って入口へ。 高麗人蔘の製造などを担う施設として江戸時代にあった人参方役所を復元した門だそうです。
奥に進みます。日本庭園エリア外は無料で利用できます。
由志園 庭園
庭園に入ると、もうびっくり!!
色鮮やかな美しい紅葉に目を奪われながら、ゆっくりと道を進みました。
少し歩くと、周囲は白いもやで包まれていました!
なんとも幻想的で美しい~!!
本当にすごい演出~
光が放射状に広がっている雰囲気がとても素敵! 白いもやの奥には赤、黄、緑、青と、カラフルなグラデーションがうっすらと見えて、 ファンタジーの世界にいるような感じでした。
庭園内の彩りは圧巻の一言! 美しく色づいた風景に包まれており素晴らしかったです。
牡丹の館
牡丹は4月から6月頃が開花時期となっていますが、この牡丹の館では一年中美しい牡丹の花を見ることができます。
建物内は温度管理がばっちり!シーズンオフでも色とりどりの牡丹の花が咲いています。
由志園の見所の1つがこの牡丹の花です。 ゴールデンウィークには期間限定で池を牡丹の花で埋め尽くす「三万輪の池泉牡丹」が見られるそうです。
ぜひ、その美しい艶やかな風景も見てみたいなぁと思いました。
池にかかる赤い橋
牡丹の館を見学後、ルートに沿って歩いて行くと、色づく木々の向こうに雅びやかな赤い橋が見えました。
近づいてみると、ロケーションフォトを撮影しているカップルさんがいて、多くの観光客がそっと見守っていました。 白無垢が映えて本当に美しく、素敵なアルバムができあがるだろうなぁ~と思いました。
燃え上がるように紅くに染まったモミジを眺めながら更に歩いて行きました。
池泉廻遊式の庭園はどの方向を見ても見事な美しさでした。
枯山水庭園
白砂が敷き詰められた枯山水庭園もありました。
色づく艶やかな雰囲気と異なり、穏やかで静かに時が流れるのを感じました。
牡丹観音菩薩
階段の上には初代藩主によって建立されたという牡丹観音菩薩がありました。 お参りすると家族との絆が深まると言われているそうです。
グルリっと散策ルートを回り、休憩所や土産物店が入った建物の南入口の手前まで戻ってきました。
色づく葉の下には湧き水が清らかなに流れていました。
茶房「一望」
庭園を散策後、休憩所として利用できる建物に入りました。 茶房「一望」では、コーヒー、ケーキセットなどをいただきながら庭園を一望することができます。
ここ由志園名物の高麗人参ソフトクリームもあり、ちょっと興味深かったです。
由志園がある大根島は、高麗人参の国内3大産地の1つとなっています。 建物内には高麗人参についての展示物がいろいろありました。
由志園の歴史についても展示されていました。
朝鮮から伝わった高麗人参は、疲労回復、滋養強壮など様々な健康効果があると有名で根強い人気があります。 せっかく大根島を訪れたので、ぜひ高麗人参に関する商品を買って帰りたいと思っていました。
ここ由志園では高麗人蔘液を試飲させていただけます。 主人も試してみたところ、良い印象を持ったので1本購入して帰りました。
1か月分で約7000円ほどと結構なお値段でしたが、効果があるといいな。。。 なお、その後も継続して飲みたい場合はインターネットでも購入できます。
また、ここで売られている高麗人蔘入り石鹸は乾燥肌やアトピーで悩んでいる人も安心して使えます。 そういえば、母が訪れた時に何度か買ってきてくれたのを思い出しました。
想像以上に由志園の日本庭園は絶景で、この時期に訪れて本当に良かったです。 近くに住んでいるならば、会員になって季節の折々に行きたい場所だなぁと思います。
再々・・・とはなかなかいきませんが、できれば温泉や蟹料理を堪能しにこの地を訪れた折には足を延ばしてみたいです。
島根県の由志園周辺マップ
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