聖ニコラス(ニグリステ)教会(Niguliste Museum)は、 13世紀に建てられたそうですが、第二次大戦により破壊、その後再建されました。 ラエコヤ広場の タリン旧市庁舎からは、南西方向に位置します。
また、旧市街は トーンペア地区と呼ばれる丘の上と、 丘から降りてきた周辺の下町地区に分かれているのですが、 聖ニコラス教会は、ちょうどトーンペア地区から降りてきたところにあります。
聖ニコラス教会 - 外観
タリン滞在1日目は、玄関方向からの外観しか見てなかったのですが、 翌日再び訪れて反対方向から眺めてみると、青空に映えてとても素敵♪
玄関方向から見ると、葉の落ちた街路樹の枝に囲まれてしまっていたのですが、 反対方向から見ると、後ろの建物の美しさと合わさって、何とも素敵な雰囲気です。
聖ニコラス教会 - 内部
さて、この聖ニコラス教会は、現在 博物館としても使われており、 有料で中を見学することができます。
この祭壇画は、聖ニコラスの生涯を描いたものだそうです。
他にも、様々な絵画や展示物が内部に飾られています。
そして、多くの人々を最も惹きつけるのは、 ベルント・ナトケによって描かれた死のダンスと呼ばれる絵画です。
14世紀にヨーロッパで大流行したペストによって多くの死者が出たことから、 法皇や皇帝であっても、死は誰にでも訪れることを表しているそうです。
また、週末の午後16時からはオルガンコンサートが行われます。 時間を合わせて訪れるのがお勧めです。
聖ニコラス教会は、ラエコヤ広場から近く、 ヴィル門からも通りに沿ってアクセスし易い場所にあります。 夜 旧市街まで散歩に来た時、灯りに誘われてこのあたりまで来てみました。 女性の一人歩きでも特に不安な感じは無かったです。
美しいライトアップされた立ち姿を目の前にして感動!
聖ニコラス教会周辺マップ
縮小すると、タリン旧市街の各所観光ポイントがわかります。