聖ペテロ教会の展望台から眺めた、素晴らしいリガの街の風景。 旧市街の中心に位置するのが、ドーム広場(Dome Square)です。
観光シーズンには多くのカフェが並び、冬のシーズンにはクリスマスマーケットが開催され、 観光客で賑わう場所です。
リガ大聖堂
黒い重厚な尖塔があるリガ大聖堂(Rigas Doms)。ドーム教会とも呼ばれ、 バルト3国で最大規模、最古の教会の1つだそうです。 教会の中に入る時間が無く残念でしたが、 素晴らしいステンドグラスがあり、リガの歴史が描かれているそうです。
また、リガ大聖堂には素晴らしいパイプオルガンがあり、 毎日12時からオルガンコンサートが行われているとか。 リガでゆっくりと滞在する時間があったならば、ぜひぜひその音色を聴いてみたかったです。
リガ大聖堂の東側には、雪景色の中にアルマジロなど数匹の動物の置物が。 凍える寒さの中、少し立ち止まって遊んでいる家族連れの姿もありました。
三人兄弟の家
リガ大聖堂から北方面に数分歩くと、ぜひ押さえておきたい観光ポイント、 三人兄弟の家(Three Brothers House)があります。 道路沿いに溶け込むように建っており、上の方を見て歩かないと見過ごしてしまいそうでした。
一番右の建物は、15世紀に建てられたリガ最古の石像住宅、
中央の建物は、17世紀にマニエリスム様式で建てられたもの、
一番左の建物は、17世紀末に建てられ、現在は建築博物館として見学できるそうです。
それぞれ建築された時代、色・形も異なる特徴的な建物が連なる立ち姿は興味深いものです。
聖ヤコブ教会
三人兄弟の家を背に北方向に歩くと、すぐ見えるのが聖ヤコブ教会(St Jacoba Katedrale)です。 赤レンガのどっしりとした建物に、80mの細長い緑の塔が伸びています。
なお、聖ヤコブ教会には、哀れな罪人の鐘と呼ばれる鐘が吊るされており、 市庁舎広場にて罪人の処罰を行う際には、その鐘が鳴らされたそうです。
予め、聖ペテロ教会の展望台からリガ旧市街の風景を眼下に一望しておくと、 建物の位置関係もよくわかります。 ドーム広場から歩いても、聖ヤコブ教会は北方向に数分のところです。
リガ城
リガ城(Rigas Pils)は、ドーム広場から北西方向、ダウガヴァ川沿いに位置します。
破壊される歴史を繰り返し、現在のリガ城は1515年に再建されたものだそうですが、 ヨーロッパのお城っぽくない雰囲気。 現在は、歴史博物館、大統領官邸として使われているそうです。
ダウガヴァ川方向から見ると、白い外壁、東方向から見ると、淡い黄色を基調とした外壁で、 それぞれ違った表情を見せてくれます。
聖母受難教会
聖母受難教会(Our Lady of Sorrows Church)は、リガ城から道路をはさんですぐ南にあります。 実はリガ城に向かう途中、聖母受難教会を前面から見たはずなのですが、 その時はリガ城に目がいってしまって、サラッと見流していました。
でも、ダウガヴァ川方向から見えた 聖母受難教会はなんと美しかったことか。 白い外壁に水色の尖塔が伸び、気品ある姿が印象的でした。
リガ旧市街観光マップ
ドーム広場からリガ城周辺の地図です。 縮小すると、リガ旧市街の各所観光ポイントがわかります。