コトルは、モンテネグロの南西部、アドリア海に面する小さな港町です。 コトル湾はヨーロッパ最南部のフィヨルドと呼ばれ、 世界一美しい湾とも言われているそうです。
アドリア海に臨む港町コトル - 小さな世界遺産の街
アドリア海沿いに広がるコトルの街。まずは青い美しい海に心奪われます。
ヨーロッパのリゾート地としても人気だそうで、港には大きなクルーザー船が泊まっていました。
武器の広場
コトル正門から旧市街に入ると、すぐ武器の広場と呼ばれる広場があります。
ここは昔、公開裁判の場として使われたそうで、広場に面して時計塔が建っています。17世紀の建築物だそうですが、 今もしっかりと時を刻んでいるそうです。
聖トリフォン大聖堂 - ロマネスク様式の教会
コトル旧市街の中で、見逃せないのが12世紀に建てられた聖トリプン大聖堂です。
2度の地震により大きな被害を受けたそうですが、修復され、 その後「コトル地方の歴史的建造物と自然」の名称で世界遺産に登録されたそうです。
聖ニコラス教会
左右に2つの塔があるセルビア正教の教会です。内部は入ってないのですが、 鮮やかなイコン(正教会の教会で、聖人・教会史上の出来事を画いた画像)がたくさん飾られとても綺麗だそうです。
ミニ万里の長城 - 中世の要塞
コトル旧市街の後ろにそびえるゴツゴツした山には4.5キロもの城壁が続いています。
「ミニ万里の長城」とも呼ばれ、がんばってこの道を登っていくと すばらしいコトルの旧市街とコトル湾の景色が見えるとか。
城壁を登るのは時間もかかるし大変そうだけど、これは登るかいがありそう・・・。
海辺沿いに赤茶色の屋根が並ぶこの風景、「ミニ・ドブロブニク」と呼ばれるのに納得です。 上からの眺めは見えなかったけど、美しい街並みと海の色はとても印象に残ったコトルの街でした。