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【ベルゲン鉄道】 車窓から眺める絶景 - 雄大な氷河 美しい森や湖 - ノルウェー

ノルウェーの首都 オスロ(Oslo)から、 ノルウェー第二の都市 ベルゲン(Bergen)は、約500kmの距離。 その都市間を、ベルゲン鉄道が結んでいます。

移動時間は、約6時間半ほど。 ノルウェーの素晴らしい絶景を楽しむことができる人気路線です。

ベルゲン鉄道 - 首都オスロと 第二の都市ベルゲンを結ぶ交通の要

首都オスロから乗車した場合、ベルゲン鉄道(Bergen Railway)の列車は西方面の郊外にむけて出発。 次第に美しい田園風景、森林風景が広がっていきます。

時間の経過とともに、路線の高度は次第に高くなっていきます。 標高1000mを超えると、森林限界(森林の生育が不可能になる境界)を超え、 周囲の風景は壮大な山岳風景に変わっていきます。

ハダンゲル高原 - ノルウェーの屋根

ヨーロッパ最大の高原である ハダンゲル高原(Hardangervidda)は、 標高1000mを超え、広大な氷河が広がっています。 このハダンゲル高原は、「ノルウェーの屋根」と呼ばれ、 その素晴らしい景観を眺めながら乗車できるベルゲン鉄道は大変人気の列車となっています。

列車は、その雄大な氷河を眺めることができるフィンセ(Finse)へ。

フィンセ - 目の前に氷河を望む駅

フィンセ(Finse)は、標高1222m。 ノルウェーで最も標高の高いところにある駅で、夏でも残雪が見られます。

フィンセ駅前にはフィンセ湖 (Finsevatnet)が広がり、 その奥にはハダンゲル氷河(Hardangerglacier)が見えます。

フィンセでは、ぜひ停車時間に車外に降りて絶景をカメラに収めましょう。 目の前に広がる壮大な雪景色や氷河は、心を揺さぶる絶景です。

なお、この先少し行くと、タウゲ湖(Taugevatn)があります。 標高1301m、ベルゲン鉄道で最も標高の高いところになります。

ミュールダール - ソグネフィヨルド観光の入口

フィンセ駅から30分ほど進むと、ミュールダール(Myrdal)に着きます。 オスロ駅からは約4時間半ほどかかります。

フィヨルド観光に向かうには、ミュールダールで、 フロム山岳鉄道(Flam Railway)に乗り換えます。

⇒ソグネフィヨルド観光ルートはこちらのページで確認できます

ベルゲン - ハンザ商人が活躍した町

ベルゲン鉄道の終点駅は、ベルゲン(Bergen) 。 ノルウェー南西部に位置し、ここを拠点として日帰りでフィヨルド観光することができます。 ベルゲン側から、ソグネフィヨルドに向かう場合、 ベルゲンからヴォス(Voss) まで行き、そこからバスに乗り換えます。

なお、ベルゲンには、カラフルで可愛い三角屋根の木造倉庫が並ぶ ブリッゲン(Bryggen)という地区があり、世界遺産に登録されています。

ノルウェーを訪れたなら、ぜひベルゲンにも足を運びゆっくりと観光するのがお勧めです。

ベルゲン鉄道 及び ソグネフィヨルド観光ルートマップ