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【ストックホルム市内観光】 美しい旧市街 ガムラスタンを中心に街散策 - スウェーデン

森林が国土の60%以上を占める、緑豊かな スウェーデン(Sweden)。 スウェーデンの首都、ストックホルム(Stockholm)は、 「世界で一番美しい都市」と言われています。

また、14の島からなるストックホルムは、「水の都」「北欧のベニス」 とも言われ、美しい観光スポットがたくさんあります。 ガラムスタンと呼ばれる旧市街や、 ノーベル賞受賞者の晩餐会が開かれるストックホルム市庁舎など見所たっぷりの街です。

中世の雰囲気がそのまま残る - 美しいストックホルムの街並み

さて、スウェーデンというと、多くの人が思い浮かべるのは ノーベル賞の授賞式・晩餐会ではないでしょうか。

ノーベル賞の授賞式は、スウェーデン人の発明家 アルフレッド・ノーベル(Alfred Nobel)の 命日である12月10日に毎年行うと決まっているそうです。

ノーベル賞6部門のうち、平和賞の授賞式は ノルウェーのオスロ市庁舎(Oslo Radhuset)で行われますが、 他の5部門の授賞式は、 ストックホルム・コンサートホール(Stockholms Konserthus)で行われ、 晩餐会はストックホルム市庁舎で行われます。

ストックホルム市庁舎

ストックホルム市庁舎(Stockholms stadshus)は、 ストックホルム中央駅の南西方向に位置し、ストックホルムのシンボルの一つです。

市庁舎はメーラレン湖(Lake Malaren)に面しており、 夏の間は塔に登って美しいストックホルムの街を一望することができます。

建物の内部は、45分のガイドツアーのみで見学可能です。 ノーベル賞晩餐会の会場となる青の間、ダンス会場となる黄金の部屋なども 見ることができるので、事前に時間をチェックしておいてぜひ予約することをお勧めします。

ガムラスタン

ガムラスタン(Gamla stan)は、スターズホルメン島にある旧市街地区を指します。 ストックホルム中央駅から南東方向に位置し、歩いて10分ほどで行くことができます。

メインストリートにはお洒落なカフェや土産物店が立ち並び、 ガムラスタンの中心にあるストールトルゲット広場(Stortorget)は カラフルで可愛い建物に囲まれています。

ガムラスタンは、旧市街の保存状態が良い地区として知られ、 ジブリ映画「魔女の宅急便」のモデルになった都市としても有名です。

16~18世紀頃の中世の街並みがそのまま残るその地区は雰囲気も良く、人気の観光スポットが目白押し! ストックホルム滞在中は、ガムラスタン地区を中心に観光やショッピングを楽しみましょう。

ストックホルム王宮

13世紀中頃に建設されたストックホルム王宮(Stockholms Slott)は、 現在も国王の公邸として使われています。 世界最大級の宮殿とされ、600以上もの部屋があるそうです。

内部は一般公開されており、王宮内の博物館や宝物庫も見学できます。 また、スウェーデン軍兵士による衛兵交代式は必見。 大変人気のイベントなので、開始時間を確認して早めに到着しておくことをお勧めします。

ノーベル博物館

ノーベル賞100周年を記念して作られたのが、 ノーベル博物館(Nobel Museum)です。 歴代の受賞者や受賞内容資料などが展示されています。

併設されたビストロ・ノーベル(Bistro Nobel)では、ノーベル賞晩餐会で出される アイスクリームを食べることができます。 また、このレストランでは、毎年ノーベル賞受賞の話題と一緒にニュースで流れる 受賞者のサインが書かれた椅子を実際に見ることもできますので、必見!

更に、ショップでは人気のノーベル賞のメダルチョコを購入できます。

ストックホルム大聖堂

ガムラスタンの中にはたくさんの教会があります。 その中でも、13世紀に建てられたというストックホルム最古の教会が ストックホルム大聖堂(Storkyrkan)です。

王宮の隣、南西に位置し、歴代国王の結婚式など重要な儀式が行われている由緒正しい教会です。 内部は豪華に装飾されており、中でもセント・ジョージと龍の木彫などは必見。 オルガンの生演奏と共に聖歌隊の歌声を聞くこともできるそうなので、時間要チェックです。

フィンランド教会

フィンランド教会(Finnish Church)は、 大聖堂から東方向、王宮から道路を挟んで南方向に位置します。 オレンジ色の外壁。 外観からは教会とはわかりにくく、周囲の建物の中に溶け込むように建っています。

さて、この教会でぜひとも要チェックなのは、 裏庭にあるアイアンボーイ(Jarnpojken)という15cmほどの小さな像です。 ちょこんと膝を抱えて座る彼は大変な人気者で、頭を撫でると幸せになれるとか。

Jarnpojke, little boy who looks at the moon

ドイツ教会

高さ83mの尖塔が目印になる、ドイツ教会(Tyska Kyrkan)。 ドイツのハンザ同盟商人たちによって、17世紀に建てられた教会だそうです。

内部はステンドグラスが大変美しく、豪華で見応えがあります。

モーテン・トローツィグ通り

さて、ドイツ教会から南方向に少し歩いた所に位置する少しおもしろい観光スポットが、 モーテン・トローツィグ通り(Marten Trotzigs Grand)という通りです。 幅1m以下という非常に狭い通りで、ストックホルムで一番狭い道として人気だとか。

でも、下の写真では落書きが多く、ちょっと残念ですね。 常に観光客が絶えないあたりですが、逆に一人だと通り切るのにちょっと怖い気が・・・。 このあたりの治安はどうなんでしょうか。

ストックホルム観光マップ

↓ガムラスタン(Gamla stan)を中心とした ストックホルムの観光地図です。

このように、ガムラスタンを中心としたストックホルムの観光スポット。 ぜひ、時間をたっぷりとって美しい旧市街を歩いて回ることをお勧めします。