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【旅先のトラブル】補償や対応はどうだった?飛行機の遅延や欠航時

幸い、往路での大きなトラブルは今まで経験がありませんが、 復路での飛行機遅延・欠航により、予定通り帰国できなかったことは何度かあります。

旅行中は全力で楽しみ、思い出をいっぱい抱えて帰国日を迎えるのですが、 予定通り帰国できないショックと疲労感は結構大きかったです。

飛行機の遅延や欠航時 航空会社の対応 - 私の体験談 -

利用した旅行会社、航空会社や、飛行機欠航の理由によって、 その対応は全然違いました。

エンジントラブルで別空港に緊急着陸!疲れ果てて翌日帰国

主人と一緒に旅行。ノースウェスト航空(現デルタ航空)を利用し、 デトロイト経由でニューヨークに行った帰りのこと。

出発時間が1時間遅れた上、飛行途中に機長のアナウンス。 エンジントラブルのために別空港に緊急着陸するとのことでした。

私は、その時アナウンス内容はよくわからなかったのですが、 近くでは祈り始める人もいました。

窓から外を見ると、帰着空港には物物しく消防車や救急車も待機していました。 後から考えると、結構深刻な状態だったのかもしれません。

そして大変だったが、その後のすべての手続きを自分たちでする必要があったことでした。

旅行会社を通して飛行機とホテルの手配をしてもらった旅行だったのですが、 全くのフリープラン、経由地ではすべて自力で行動する必要があったからです。

まずは、本来の経由地であるデトロイトに向かう飛行機のチケットをゲット。
そして、デトロイトから日本に帰国する翌日便のチケットの予約。
更に、当日のホテルの手配。

エンジントラブルが原因だったので、飛行機のチケット代、宿泊・食事代などはもちろん航空会社がすべて補償してくれました。 しかし、係のデスク前はたくさんの人だかり。みんな、やいのやいのと係に詰め寄っていました。

日本人はほとんどいなかったのですが、こんな時もおとなしく後ろの方で列に並んでしまうのが日本人。 そんな人々は後回しにされ、早口で怒涛の勢いで食ってかかる人々が先にチケットゲット!って感じでした。

しっかり自己主張して交渉しないと、こんな時はダメなんですね。

そんなわけで、やっとこさ飛行機のチケットをもらって、ホテルに到着するまで丸一日かかってしまいました。 朝ニューヨークの街を出たはずなのに、もうクタクタ。 その夜、私は高熱を出してしまい、大変な思いをしながら帰国したのでした。

なお、その時困ったのは、ホテルに一泊するにも関わらず、スーツケースを返してもらえなかったことです。 既に預け入れ荷物として運ばれた後だったため、保安上の理由からとのことでした。

これは想定外でした。

行きのフライトでは、手荷物遅延を想定して着替えなどを機内に持ち込みますが、 帰りは、余分の着替えや服を持って飛行機に乗りませんから。。

その時期、私は海外旅行保険に入っていませんでした。 海外旅行保険付きクレジットカードは持っていたし、 それまで毎回トラブル知らずだったので、安心しきっていたのです。

しかし、その後は念のために必ず海外旅行保険に入り、飛行機遅延のオプションを加えるようにしています。 飛行機遅延のオプションは数百円くらいですので、必ず加えることをお勧めします。

日本は大雪!折り返し便となる飛行機が日本から来ない!帰れない!

2014年2月、娘と2人でサンフランシスコに旅行した時のこと。 出発前にも大雪の日があったのでハラハラしましたが、無事予定通り出発。

問題は帰りでした。

14日から16日頃、関東甲信地方では記録的降雪となり、日本発の飛行機が欠航。 使用機材到着遅れのため帰国不可となってしまったのです。

利用したのは、JALダイナミックパッケージで、フリープランながら空港とホテル間の送迎付のもの。 この時ばかりは、日本の航空会社を選び、このプランにしたことを本当に感謝しました。

サンフランシスコ空港には、現地支店の係員が待機してくれており、私と娘、2人のために至れり尽くせり。

必要な手配をすべてしてくれ、延泊せざるを得なくなったホテルまで送ってチェックイン手続き。 更に、翌日に再び空港に来てくれて、改めて予約した飛行機に乗るまで時間を割いてくれました。

もちろん日本語で、細やか・丁寧な対応。アメリカでの時とは雲泥の差。 娘との2人旅行だったので、本当に心強かったです。

ところで、天候による飛行機の欠航は航空会社には責任が無いので、宿泊・食事代などは自腹になります。 でも、しっかり海外旅行保険に入っていたので、心配無し。 航空機遅延費用として、1人2万円を限度として支払われるという内容だったので十分でした。

ちなみに、食事代が補償に含まれるのかどうか把握してなかった私。

どうせなら、豪勢に美味しいものをいっぱい食べれば良かった~!

航空機遅延費用は2人合わせて4万円もあったのに、月並みなお得メニューしか注文しなかったのでした。。。

なお、空港のカウンターで必ず飛行機遅延証明書をもらってください。 帰国後、ホテルの領収書や食事のレシート原本と一緒に、保険会社に送って補償を受ける手続きをします。

何回も旅行していると、飛行機の遅延や欠航というトラブルに巻き込まれることは誰しもあると思います。 天候のことは祈るばかりですが、できるならば台風シーズンや大雪の可能性のある冬は避けたいところ。

ま、何も問題ないことを信じて、そういう時期にいつも旅行してるんですけど。 とりあえず、最近は一人で旅行に出ることが多いので、 安心の添乗員付きツアーにし、必ず海外旅行保険に入ってリスクを軽減するようにしています。