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【ミラノ大聖堂】 ミラノ観光で外せない - ゴシック建築の大傑作 - イタリア旅行記

イタリア北部にあるミラノ(Milano)はドゥオーモ (大聖堂)をはじめとする歴史的な建造物や、 レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作などを所蔵する美術館などが数多くあります。 また、世界的なファッションの中心地としても知られています。

ミラノ大聖堂広場

ミラノ大聖堂広場(Piazza del Duomo)は歴史ある美しい建物に囲まれており、 広大な敷地の前には多くの観光客を魅了する大聖堂がそびえ立ちます。

中央の騎馬像はヴィットーリオ エマヌエーレ2世(Statua di Vittorio Emanuele II)です。

16世紀半ばにかけての戦国時代を制しイタリア統一を成し遂げ、イタリア王国初代国王に即位しました。

ミラノ大聖堂の南方向に隣接して見えたのは20世紀美術館(Museo del Novecento)です。

1900年代の著名なイタリア画家作品を所蔵し、見ごたえたっぷりとのこと。 更に、屋上にはミラノ大聖堂広場を一望できるレストランがあるそうなので、それも合わせてぜひ訪れてみたい美術館です。

ミラノ大聖堂

ミラノを観光する際、まず思い浮かぶのは やはりミラノの象徴ともいえるミラノ大聖堂(Duomo di Milano)ではないでしょうか。

この大聖堂の正式名称は少し聞き慣れないのですが、サンタ・マリア・ナシェンテ大聖堂(Santa Maria Nascente)というそうです。

大聖堂外観

大聖堂は荘厳なゴシック建築の大傑作であり、14世紀から19世紀に至るまでおよそ500年をかけて完成したものです。

近くで見るとすごい大迫力!高さは約108m。世界でも2番目の大きさを誇る大聖堂だそうです。

白い大理石が本当に美しいです。ドゥオーモ全体に3500体もの彫刻が施されているそうです。

ファサードにある5つの扉のうち一番大きな中央扉には美しいレリーフがあります。 聖母マリアの生涯が描かれているので、必見ポイントの一つです。

大聖堂入口はファサード右端にあります。

大聖堂内部

大聖堂内の天井様式はゴシック建築の特徴的なリブ・ヴォールト(Rib vault)で、尖頭アーチとなっています。

床は貝や花模様などが描かれた豪華な大理石仕様です。

中央にある主祭壇です。

主祭壇の両側にはパイプオルガンが置かれています。

ジャン・ジャコモ・メディチの記念碑

聖ジョヴァンニ・ボーノの礼拝堂

周囲のステンドグラスが本当に素敵♪

聖バルトロメオ像

皮を剥がれて処刑された聖人像ということで、間近で見るとちょっと衝撃を感じます。

ドゥオーモ側廊などはとても美しいステンドグラスで彩られていました。

大聖堂屋上

大聖堂には屋上テラスがあり、すばらしい眺望を楽しむことができるようです。 ぜひぜひ上りたいと思い、大聖堂南にある観光案内所チケット売り場でミラノ大聖堂内部と屋上テラスの入場チケットを購入しました。

しかし!

屋上テラスは大人気なようで、入口手前はものすごい行列となっていました。 自由散策の時間内に上るのは無理だろうと諦めざるを得なくなり、大聖堂内部の見学のみになってしまったのです。

大聖堂を見上げると、一体の黄金像がありました。

尖塔の上のマドンニーナ(Maddonnina)像は地上からは大きさが実感できないけど、約4mあるそうです。

尖塔に至るまで細やかな彫刻やマドンニーナ像も、屋上テラスからはじっくりと眺めることができそう。 やっぱり上りたかったなぁ~

今回はせっかく屋上への入場チケットも購入したのに無駄になって残念でした。 できるならば個人旅行でまた訪れて、屋上からミラノの風景を楽しみ、街散策をゆっくりとしたいなと思っています。

ミラノ大聖堂周辺航空写真