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【聖イシュトヴァーン大聖堂】 初代国王の聖なる右手を納めた豪華な教会 - ハンガリー旅行記

聖イシュトヴァーン大聖堂は、ハンガリーの建国1000年を記念し1905年に完成しました。 教会の名前は、ハンガリー初代国王イシュトヴァーンを由来としています。

中央ドームの高さは96mあり、ハンガリー国会議事堂と並びブダペストで最も高い建造物です。 見所多く、絶対に外せない観光スポットになっています。

聖イシュトヴァーン大聖堂(St. Stephen's Basilica)

聖イシュトヴァーン大聖堂へのアクセス

最寄り駅としては、すぐ南に地下鉄のバイチ-ジリンスキー ウート駅(BAJCSY-ZSILINSZKY UT)があり、 徒歩数分で訪れることができます。

駅からバイチジリンスキー通り(Bajcsyzsilinsky.ut)を北に向かって歩いて行くと、 すぐ聖イシュトヴァーン大聖堂のひと際高いドームが目に留まりました。

下の写真は聖イシュトヴァーン大聖堂を東方向から見たものです。 正面玄関は西側となりますので、グルリと歩いて行きました。

荘厳な雰囲気の外観で、眺める角度により美しい姿を見せてくれます。 それにしても、なかなか建物全体を収めきれない大きさです。

教会ファサード

ファサードは大変美しく、左右対称に2つの鐘楼がまっすぐ伸びています。 収容人数8000人以上という広さで、外観も大変見応えがあります。

シャープな2つの鐘楼と対照的に、中央には丸く魅力的なドームがあります。 このドームには上ることができ、展望台からブダペストの街の素晴らしい眺望を楽しむことができます。

展望台へは364段の階段か、またはエレベータで楽々上ることもできるそうです。 時間に余裕があれば、大パノラマが広がる風景を眺めに行きたかったなぁ~

入口には、美しいモザイク画が描かれていました。これはキリストの復活のシーンです。

威厳あるイシュトヴァーンのレリーフが掲げられていました。 その下の入口を通り、教会内に入りました。

教会内部

内部に入ると、ため息が出るような美しい装飾に目を奪われました。

豪華な主祭壇です。聖イシュトヴァーン像が安置されています。

初代国王 聖イシュトヴァーンは「ハンガリー建国の父」と呼ばれ、 ハンガリー人にとって特別の存在である偉人です。

彼が亡くなり約1000年ほど月日が流れているわけですが、 ここ聖イシュトヴァーン大聖堂には彼のミイラ化した右手が保存されています!

これは「聖なる右手」と呼ばれ、 豪華なケースの中に大切に納められているのを目の前で見ることができます。

ちょっとおっかなビックリで、ジーーっと見続けてしまいました。

さて、見所は他にもたくさん♪ ステンドグラスが色鮮やかに美しく輝いていました。

聖イシュトヴァーン大聖堂では定期的にパイプオルガンコンサートなどが行われているそうです。 教会内に響く音色は心にしみ入ることでしょう。

イエス・キリストの絵が中央に掲げられt祭壇もありました。

中央のドームの内側には窓が設けられ、明るい光が差し込んでいました。 天井のモザイク画も素晴らしかったです。

ブダペストを代表する聖イシュトヴァーン大聖堂は外観のみならず、 大理石の柱や黄金に輝く豪華な装飾に包まれた教会内も大変見応えがありました。

聖イシュトヴァーン大聖堂周辺マップ