ハンガリー国立歌劇場 (オペラ座)は ブダペストのメインストリート アンドラーシ通り(Andrassy Avenue)に面し、 地下鉄 Opera駅の目の前にそびえ立っています。
ネオルネサンス様式で1858年に建設された建物は、 第二次世界大戦による損壊もなく、当時のままの美しい姿を眺めることができます。
ハンガリー国立歌劇場(Magyar Allami Operahaz)
賑やかな大通りを歩いていくと、ひときわ目立つ壮麗な建物が見え、 玄関前には女性のスフィンクス像がありました。
さて、ハンガリー国立歌劇場ではコンサートやオペラを鑑賞できれば望ましいのですが、 今回は館内見学ツアーがあることを聞き、参加してきました。
ハンガリー国立歌劇場 見学ツアー
豪華絢爛な内部をガイドさんのお話を伺いながら見学し、 観客席に実際に座って雰囲気だけながら味わうこともできます♪
ハンガリー国立歌劇場の中に入ると、何とも煌びやかな空間が広がっていました。 壁面から天井に至るまで、絵画を中心に美しく埋め尽くされていました。
大理石などを使用し、豪華な造りとなっており、見所たっぷりです。
通路の途中には、たくさんの胸像も置かれていました。 創立者のエルケル、貴公子のようなピアニストのリストです。
美しい館内の見学ルートを歩いていきました。
たくさん肖像画が掲げられていました。 ここオペラ座で活躍した俳優たちだそうです。
そして、館内見学ツアーのハイライト、豪華なメインホールに入りました。 広いホールは眩いばかりに黄金に輝いていました。
特に最大の見所は、天井から吊るされたシャンデリアです。 なんと重さは3トンもあるのだとか! ブロンズで豪華に装飾され、何ともいえない美しさ♪
そしてシャンデリアの周囲には素敵なフレスコ画が描かれていました。 この天井画は、ハンガリー人画家 ロツ・カーロイによるものです。
ボックス席も輝いている…。こんな席で観劇してみたい~
総客席数は1300席だそうです。 前方のオーケストラ・ピットの中を覗きに行ってみました。
ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団が、専属オーケストラとなっているそうです。
ここハンガリー国立歌劇場には、オーストリア皇后 エリザベートもよく訪れたそうです。 舞台の左側にあるバルコニー席は彼女の指定席とされ、 「シシィ・ロージェ」と呼ばれています。
それにしても何と美しいのでしょう!
圧巻の美しさです。
観劇はできなかったけど、エレガントで煌びやかな建物内の見学ができ、 素晴らしい時間を過ごすことができました。
ハンガリー国立歌劇場周辺 航空写真
縮小すると、ブダペストの各所観光ポイントがわかります。 (青ライン:アンドラーシ通り)