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【冬のバルト三国旅行記 エストニア編】 - おとぎの国 - タリンを訪れて・感想

エストニアの首都タリンは、行ってみたいと以前から思っていました。 何となく後送りになっていたのですが、 今回 「この内容ならば行ってみたい!」と思うツアーを見かけて行くことを決めました。

何といっても、タリンの魅力は 城壁と塔の保存状態がとても良く、 城壁に囲まれた絵本の中のような中世の街並みを見ることができるということです。

旅行を終えての感想

一筆書きルートで巡る旅で満足

私の選んだツアーは バルト三国を南から北に向かって一筆書きルートで巡るもの。 7日間のコンパクトツアーでしたが、無駄な移動時間が少なく、 観光時間が長くとれるもので良かったです。 よくある8日間のツアーと比較しましたが、観光の時間はほぼ同じぐらいでした。

旧市街まで徒歩圏内のホテル泊で満足

お値段のお安いツアーだと、よくあるのが周りには何にもない不便なホテルの利用になること。 たとえデラックスホテルであっても、これはちょっとつまらない。

今回のツアーでは、リトアニアの首都ビリニュスと エストニアの首都タリンでは 旧市街まで徒歩圏内のホテルに泊まるというのが条件でした。 このため、朝に夕に、ホテル到着日には我慢できずに夜まで旧市街に出かけて 朝から晩まで思いっきり街歩きを満喫できました。

自由行動がたっぷりで満足

ラトビアの首都リガでは自由時間が少なかったのですが、 ビリニュスでは5時間ほど、タリンでは滞在1日目の午後と、滞在2日目の午前、 自由行動がたっぷりとあったので、行きたいところを自由に散策でき本当に楽しかったです。

添乗員付きのツアーは、私みたいなおばさんでも気軽に参加できてありがたいんだけど、 やはり連れて行ってもらうだけだと、後からの印象が薄いんです。 それに比べて、自分で歩き回った観光地のことは、 いつまでも楽しい思い出として脳裏に残っています。

晴天に恵まれて満足

今回の旅行中、ヨーロッパには大寒波がやってきており、 極寒の中での旅行となってしまいました。 しかし、幸い吹雪の中や大雨の中での観光・・になるようなことはなく、 晴天の日が多かったのは幸いでした。

タリンでは、滞在一日目の午前中、現地ガイドさんと一緒に旧市街を一回りしたのですが、 あいにく曇り空でした。 下の写真のように、せっかくの絶景や綺麗な建物も その美しさが霞んでいます。

でも、翌日は朝から文句なしの晴天。 改めて撮ったものが下の写真です。

その日は日本への帰国日となっていたのですが、出発時間はお昼頃。 私は朝一番に朝食を済ませると、もう一度美しい風景に出会いたくて、 いそいそと旧市街に向かいました。

改めて、翌日晴天になったこと、ホテルが旧市街近くであったこと、 出発時間が遅かったこと、すべてに感謝。

どこの観光地でもそうですが、青空と曇り空では、見える風景の印象は全く異なります。 色合い豊かな素晴らしい風景を見ることができて良かったと、つくづく思いました。

タリンの旧市街はとてもコンパクトで、3時間もあればひと通りグルリっと回ることができます。 私は、帰国日の午前中に隅から隅までひと通り全部回りました。

それだけに、タリンでの風景はいまだ色あせることなく、 今までの海外旅行の中でも特別な地として心に残っているのです。

添乗員付きのツアーでバルト三国への旅行を探している方は、 ぜひぜひ自由行動の時間が多く、旧市街に近いホテル泊という条件になっているツアーを 捜すことをお勧めします。

なお、今回のツアーはJTB旅物語でお世話になりました。 素敵なツアー、ありがとうございました。

タリン旧市街 観光マップ