聖ペテロ教会(St Peter's Church)は、 123mある尖塔がひと際目立ち、リガ旧市街では一番高い建物です。
聖ペテロ教会
聖ペテロ教会は茶色いレンガ造りで、風格ある建物です。 1209年に建てられた当時は、ヨーロッパの中でも一番高さのある建物だったそうです。
しかし、その後落雷による火災や、爆撃などで焼け落ちる被害を次々と受け、 修復、改築を繰り返す悲しい歴史があるとのこと。
入口の彫刻もとっても素敵です。
レンガ造りの内部は装飾品などはほとんど無くシンプルな感じですが、 明るく広々としています。
素晴らしいリガの街の眺望
さて、聖ペテロ教会を訪れたなら、絶対に見逃せないのは エレベータで登ることのできる展望台から眺めるリガの街の眺望です。
なんて素敵なんでしょう~♪ 360度の大パノラマです。
そこには、私が「ぜひ見てみたい!」と思っていた可愛い街並みが広がっていました。 この美しい街並みから、リガは、バルト海の真珠と呼ばれるそうです。
まるで童話の世界! 眼下に見える旧市街の街並みは、建物一つ一つが、形も、色も、何もかも可愛いくって素敵。 左端には黒い重厚な尖塔があるリガ大聖堂が見えます。
あまりの美しさに、もっともっと眺めていたかったのですが、限りある時間。 次に、展望台をグルリっと回って新市街方面へ。 手前には火薬塔が見えています。
更に南方向に回ると、リガの旧市街の西側に沿って流れる広大なダウガヴァ川、 東ヨーロッパ最大規模のリガ中央市場、テレビ塔などを眺めることができます。
聖ペテロ教会の展望台からは、リガの街の観光ポイントを綺麗に眺めることができます。 おおよその距離感もわかるので、ぜひぜひ登ることをお勧めします。
ブレーメンの音楽隊の銅像
そして、聖ペテロ教会に行ったなら、ぜひぜひ見ておきたいもう一つの要チェックポイントが、 ブレーメンの音楽隊の銅像です。
ブレーメンの音楽隊といえば、ドイツのブレーメンを舞台にした物語。。。ですが、 姉妹都市であるリガにドイツから送られ、聖ペテロ教会の横に設置されたものだそうです。 ロバの鼻の先を触りながら願い事をすると叶うということなので、 しっかりとお願いしてきました♪
ちなみに、置かれている場所を捜すのに少し時間がかかったのですが、 聖ペテロ教会の東側、聖ヨハネ教会との間にありました。(下の地図参照)
聖ペテロ教会周辺マップ
縮小すると、リガの観光ポイントがわかります。
広大なダウガヴァ川は白く凍り付き、寒々とした風景でしたが、 回りを遮るものがない、聖ペテロ教会の展望台から眺める旧市街は本当に美しく、 今回の旅行の中でも、特に印象に残るものとなりました。