今回初めて、到着空港で荷物が出てこない!というアクシデントに遭遇してしまいました。。。 みんなが次々とスーツケースを手にしている中、自分のが見当たらないというショックは何とも言えません。
旅行前には必要なものをあれこれスーツケースに詰め込んで、準備万端な状態で出発したはず。 到着空港では、このスーツケースを受け取るのが当たり前だと思っていました。 今までは・・・。
預けた手荷物が出てこない!すぐさま必要な手続きは?
時間をかけて丁寧に荷造りしたのに、あの荷物が無いまま旅行しなければいけないの?? しばらくは、何も出てこないターンテーブルの周辺を行き来したりして、途方に暮れてしまいました。
でもでも! 荷物が無いとなれば、おたおたしている場合ではありません。 旅行地で少しでも快適に過ごせるよう、空港ですぐさま必要な手続きをしましょう。
預けた手荷物の所在を探してもらう
手荷物引渡所の近くには バゲージクレームデスクがあるはずなので、 すぐさまそこに行って、デスクの係員に荷物の所在を探してもらいます。
この時絶対に必要なのが、手荷物受領証。 手荷物を預ける時に、搭乗券の裏などにペタっと貼ってくれる小さなシールのようなものです。 これは、手荷物を受け取るまでは絶対に無くさないようにしましょう。
この手荷物受領証と搭乗券の半券を見せると、係員が手荷物の所在について調べてくれます。 この時、手荷物の種類、形状、色など特徴を聞かれます。
なお、手荷物が行方不明の場合、しっかりとネームタグをつけてあれば見つけるのも容易となります。 住所氏名を明記しておくのに抵抗のある人もいるかと思いますが、 念のために、書いておくことが大切だと思います。
私の場合、すぐさまパソコンや電話で手荷物の状況を確認してくれ、 国際線の乗り換え空港にスーツケースが置いてきぼりになっていたことがわかりました。 不幸中の幸い、ロストバゲージではなく、手荷物遅延(ディレイバゲージ)だったので、まずは一安心。
手荷物事故報告書を作成してもらう
海外旅行保険を契約している場合、手荷物受取に 6時間以上かかる場合は 航空機寄託手荷物遅延費用の補償の対象になります。
私が契約していたのは、インターネットで探したお得な海外旅行保険でしたが、しっかりと10万円の補償がありました。 空港で預け入れ荷物を受け取れないというトラブルは結構あるらしいので、 念のために海外旅行保険には加入して、その補償内容をしっかりとチェックしておくことが大切だと痛感しました。
なお、アクシデント発生時には、日本の保険デスクに補償内容の確認電話をするのが良いと思います。 国際電話料金は保険会社に請求することができるはずなので、後日戻ってきます。
しかし、海外から日本に電話するのは時差などの関係もあるし、ちょっと面倒なので、 出発前に、契約書と契約内容をよく確認して、不明点は保険会社に確認電話をしておくことをお勧めします。
また、最近ではメール、ラインや、スマホアプリを使って、現地にて補償内容の確認がすぐできたりするので大変ありがたいです。
手荷物受取までに身の回りの必需品購入
海外旅行保険を契約しており、航空機寄託手荷物遅延等費用が補償内容としてある場合、 96時間以内(4日間)に購入した身の回りの必需品の代金が補償対象となります。
保険請求するために、購入用品のレシートをしっかり保管しておきましょう。
スーツケースが届くまでに必要なものはいろいろあります。 私は、スーツケースに入れざるを得なかった化粧水等一式や、現地で使う手提げバッグ等を購入しました。
なお、海外旅行保険に入っていなかった場合、航空会社の補償が受けられる場合もあるので、 しっかりと交渉してみましょう。
また、航空会社によっては、身の回りの物を現物支給してくれる場合もあります。 私の場合は、ビジネスクラスのアメニティポーチをいただきました。
海外旅行保険請求手続きをする
保険証書に書かれている連絡先に電話連絡し、旅行先での詳細を話すと、 すぐ保険請求に必要な書類一式を送ってきてくれます。
空港で書いてもらった手荷物事故報告書、 搭乗券の半券やEチケット、保険会社の書類、現地購入した品のレシート原本をすぐさま保険会社に返送しました。
なお、最近では郵送の必要がなく、HP上やメール、ラインなどに書類一式の写真を添付することにより手続きが完了するようになっています。
↓私がいつも加入しているのは
インターネットから申し込むとお得価格ですが、しっかりと補償もしていただき本当に感謝! 旅先ではどんなアクシデントがあるかもしれないので、絶対に入っておくべきだと改めて思いました。
機内持ち込み手荷物に入れる物一覧
直行便でなく、経由地がある場合、特に手荷物は軽くしたいものです。 私も以前は、機内持ち込みの手荷物は貴重品を入れる小さなバッグ一つにして、残りはすべてスーツケースにいれていました。
しかし、最近は念のため、機内に持っていこうと思う荷物があれこれと増え、 もう一つバッグを持つようにしています。 今回、手荷物遅延(ディレイバゲージ)というアクシデントを経験して、 改めて、機内持ち込み手荷物に入れておくべき持ち物っていろいろあるんだと実感しました。
貴重品、高価なものは当然のこと手荷物。
メガネ、コンタクト用品・保存液、女性の方なら化粧品類等、日常生活に必要な物一式。
常備薬や救急用品、ハンカチ、ティッシュ、筆記用具などの日用品もろもろ
1~2日分の下着や着替え、パジャマ代用としてTシャツ
カメラや携帯の充電器、海外対応プラグ
その他、機内でも使うスリッパ、カーディガンやストール、保湿クリームなど必要に応じて。
さて、スーツケースが無いままの夜、一番困ったと思ったのは「パジャマが無い!」ってことでした。 下着や靴下は手荷物に入れていたのですが、パジャマのことまで頭に無かったのです。
でも、幸い航空会社がくれたアメニティポーチの中にTシャツがあり、 見事にパジャマとして役立ってくれました。 服のまま寝るのは辛かったので本当に助かりました。 念のためのTシャツ1枚、ぜひ手荷物に入れておくことをお勧めします。
また、ついつい忘れがちなのが、カメラの充電機や海外対応プラグ。 毎日充電すると思うので、絶対に必要です。 せっかくの旅先で、写真を撮れないなんて、悲しすぎますから。。。
すぐに使わないものは、何でも預け入れ荷物に入れてしまいがちですが、 ロストバゲージや、手荷物遅延(ディレイバゲージ)に遭って現地で途方に暮れてしまうことがないよう、 トラブル時を想定して予防措置を十分考えておかなければいけないとつくづく今回思い知りました。
そして、何よりも頼りになる海外保険、必ず入っておくことをお勧めします。