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【グランプラス】 世界一豪華で美しい広場 - 周辺の街歩きを楽しむ - ベルギー旅行記

ブリュッセルに到着後、まず歩いて見に行ったのは小便小僧の像(Manneken Pis)「世界3大がっかり名所」なんて言われているけど、まずは押さえておこう~

「小便小僧」ジュリアン君に会いに行く

小便小僧の像は、ブリュッセル中央駅から西方向に600mほど歩いていったところにあります。 世界一の衣装持ちと言われるジュリアン君ですが、訪れた12月26日の衣装はいたってシンプル。 あと一日早かったらクリスマスバージョンだったのかな・・・

う~ん…やっぱり、思ってたより小さいかな・・・。 建物の奥まったところにちょこんと立っている「小便小僧」ジュリアン君。 でも、可愛いくって愛着が湧きます。小さいけど、存在感あります。 たくさんの人が集まってジュリアン君をカメラに収めていました。

周辺のチョコレート店やワッフル店には、大きくてカラフルなオブジェがずら~り!

どのお店も、クリスマス模様で、とても楽しいディスプレイ。 見てるだけでも、心がうきうき~♪ 楽しい通りを、北東方向のグランプラスを目指して歩いて行きます。

メゾン・ダンドワ で本場ワッフルを食す

途中で腹ごしらえ!
グランプラスで「美味しいワッフル店」として有名な、 メゾン・ダンドワ(Maison Dandoy)へ。 ワッフルの種類には「ブリュッセル風ワッフル」と「リエージュ風ワッフル」があり、 どちらも美味しいとのこと。

お店の前は、すごい人だかり。しばらく順番待ちして、2階へ上がりました。

「ブリュッセルワッフル」は、大きく長方形。ふわっとしてるが食感はサクサクで、軽~く食べられるらしい。 「リエージュワッフル」は、日本でよく見かけるもの。歯ごたえがあって、しっかり食べ応えがあるらしい。

私たちは、「ブリュッセル風ワッフル」をセレクトしました。

とても美味しかった~♪♪ でも!!想像以上に「軽かった!」 あと1枚は、軽く食べられる感じでした。

メゾン・ダンドワは、日本にもオープンし、本場ベルギーの味が食べられるようなので、 機会があればまた行ってみたいです。

グランプラス - 世界一美しい広場

メゾン・ダンドワから更にシャルル・ビュル通りをまっすぐ歩いていくと、 目の前に美しい風景が見えてきました!

レ・ミゼラブルの作者であるユーゴーが、世界一美しい広場と称賛したと言われる グランプラス(La Grand-Place)です。

広場の周囲は、たくさんの美しいギルドハウス (Guild Houses)に囲まれています。

ギルドとは、商工業者間で結成された職業別の組合。 業種ごとに建てられた当時の歴史あるギルドハウスは、現在レストランなどに利用されています。

周囲グルリっと、どこを見ても豪華で素晴らしい建物群。 グランプラスは、世界で最も豪華な広場となっています。

ブリュッセル市庁舎 - 中世ゴシックの傑作

ブリュッセル市庁舎(Brussels Town Hall)は、15世紀に建てられた歴史ある美しい建物です。 フランボワイヤンと言われるゴシック様式だそうです。 建物の前には大きなクリスマスツリーが飾られていました。 周辺には、たくさんの観光客でひしめきあっていました。

塔の高さは96mあるそうで、なかなか全体像がカメラに収まらない~。 先端には、ブリュッセルの守護聖人である大天使ミカエル像があります。

ブラバン侯爵の館

さて、ブリュッセル市庁舎から左の方に視線を移すと見えるのが、 ブラバン侯爵の館(Maison des Ducs de Brabant)です。 中には入らなかったのですが、フランパン公爵の銅像が置かれているそうです。 豪華な外観で、現在はホテルやレストランなどとして利用されているとのこと。

ところで、ブラバン侯爵の館の前には何やらわらぶきの家があり、ひとだかりが!

これは、キリスト降誕シーンを再現した馬小屋飾りなんですが、 クリスマスシーズン、あちらこちらでよく目にしたものとは規模が違います!

大きな家の中には、なんと本物の羊ちゃんが、静か~に座っていました! その後、何度か見に行きましたが、この羊ちゃん いつ行ってもおとなしく休んでいましたよ~

ゴディバ本店

ブラバン侯爵の館前から更に左方向、グランプラスを左回りに歩いていくと、 グランプラスの東側の角地に、ゴディバ本店(Godiva Grand Place)があります。

チョコレートの老舗、ゴディバの一号店だそうです。 本店限定商品もあるようなので、ぜひ行ってみるのをお勧めします。

ブリュッセル市立博物館 - 王の家

さて、グランプラスを更にぐるっと左方向に歩いていくと、 ブリュッセル市庁舎に向き合って建っているのは、 ブリュッセル市立博物館(Museum of the City of Brussels)です。

ブリュッセル市立博物館の建物は、王様の住居となった歴史はないのですが、 16世紀 スペイン王カール5世によって建てられた由来により、「王の家」と呼ばれているそうです。

ブリュッセル市立博物館の中には、ブリュッセルの歴史に関する古文書、絵画、陶器、などが展示されています。

そして、「小便小僧」ジュリアン君の衣装が、ずら~っと並んだ衣裳部屋を見ることができます! なんと、衣装は1000着ちかくあるらしいです。今も毎年増えていってるとか!

日本の桃太郎バージョン、勇ましい武将バージョンもありました。 何かの折に、ジュリアン君が着てお披露目してくれたことはあるのかな・・・

※2017年2月に新しく、小便小僧の衣装ミュージアム(GardeRobe MannekenPis)が 小便小僧の近くに作られたそうです。

グランプラスは、どの方向を向いても本当に美しく豪華! 中世の雰囲気がそのまま残り、世界遺産にも登録されています。

2年に一度、8月に行われる、花の祭典「フラワーカーペット」の時期にも訪れてみたいものです。

夜のグランプラス については こちらに書いています

グランプラス周辺マップ

縮小すると、小便小僧の像や、ブリュッセル中央駅との位置関係がわかります。