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【コペンハーゲン市内観光】 北欧のパリ - おしゃれな街は見所たっぷり - デンマーク

デンマーク(Danmark)の首都である コペンハーゲン(Copenhagen)は、 北欧最大級の大都市。 コペンハーゲンは「北欧のパリ」とも呼ばれ、 おしゃれで可愛い街並みは、私たちの心を魅了します。

コペンハーゲンの街歩き - 見所たっぷり!絵になる風景

見所たっぷりのコペンハーゲンの街。その主要な観光スポットは歩いて回ることが可能です。

お勧めは、コペンハーゲン中央駅(Copenhagen_Central_Station)から北に数駅、 6~7分で着くオスターポート駅(Osterport Station)を起点とするルート。

コペンハーゲンでの滞在時間によって観光スポットを絞り、 オスターポート駅方向から再び中央駅に戻っていくのが効率的です。 (このページ 一番下の地図を参考に見てください。)

人魚姫の像

コペンハーゲンの人気スポットとして誰しもが見に行くのが 人魚姫の像(Little Mermaid)ではないでしょうか。 シンガポールのマーライオン像、ブリュッセルの小便小僧と共に、 世界三大がっかりスポットと言われる人魚姫の像。

海岸沿いの岩の上に静かに座る、少し寂し気な表情の人魚姫。 想像以上に小さな体の彼女ですが、多くの人を引き付ける魅力があるのでしょう。

デンマークの有名な童話作家のアンデルセンの童話の一つであり、 ディズニー映画のリトル・マーメイドにも登場する人魚姫。 たとえ、「がっかり観光名所」と言われ続けていようと、 コペンハーゲンに来たからには、やっぱり訪れて写真を撮ってきたいですね。

ゲフィオンの噴水

人魚姫の像から南に少し歩いていくと、 ゲフィオンの噴水(Gefion springvandet)があります。 勇ましい立ち姿の女神ゲフィオンが、4頭の牛に鞭打っています。 この牛は実は自分の息子であり、牛に姿を変えてシェラン島の土地を耕したのだとか。

周辺は緑豊かな公園。西方向には聖アルバン教会(St Alban's Church)があり、 北方向には、17世紀に造られたカステレット要塞(Kastellet)があります。 カステレット要塞は上空から見ると五角形をしており、周囲は堀で囲まれています。 時間があればゆっくりと散策したい美しい地区です。

アマリエンボー宮殿

人魚姫の像からゲフィオンの噴水の横を通り、更に南にずっと歩いていくと 4つの宮殿に囲まれた広場に出ます。 そこは、デンマーク王室の住まいであるアマリエンボー宮殿(Amalienborg Slot)。 中央には、フレデリク5世の騎馬像があり、 女王が宮殿にいる時は、デンマーク国旗が掲げられています。

4つの宮殿のうち、レーベツォー宮殿とモルトケ宮殿は内部を見学することができます。 また、アマリエンボー宮殿で見逃せないのは、衛兵交代式です。 衛兵は、西方向に位置するローゼンボー城からアマリエンボー宮殿に行進してくるので、 その後ろを一緒に歩いて来るのも楽しそうです。

フレデリック教会

アマリエンボー宮殿の中央広場から西方向には、荘厳な雰囲気の フレデリック教会(Frederiks Kirke)が見えます。 緑色をしたドーム型の屋根が特徴で、大理石教会とも呼ばれています。

フレデリック教会内部の、天井画やフレスコ画は大変美しく必見。 無料で見学することができます。

また、ドームに登る有料ツアーに参加すると、展望台からすばらしい景色を一望することができます。 コペンハーゲンの街並みを大変美しくみることができるので、ツアー開始時間を要チェックです。

ニューハウン

コペンハーゲンで一番人気のビューポイントは、ニューハウン(Nyhavn)でしょう。 運河沿いには、カラフルで可愛い建物が立ち並び、まるで絵本の中の世界が広がっているかのようです。

「新しい港」を意味するニューハウンは大変活気に満ちており、 たくさんのレストラン・カフェやショップがあります。 アンデルセンもこの地区がお気に入りで、18年にわたって住んでいたとか。 ちなみに、彼はニューハウンで3回引っ越したそうで、運河沿いのそれぞれ建物があります。 彼が住んでいたことを示すプレートもあるので、ぜひ探してみてください。
(一番下の地図 参照)

ニューハウンでは、クルーズ船に乗って運河沿いの風景を楽しんだり、デンマーク料理をいただいたり、 雑貨探しをしたり、楽しみ方いっぱい。この地区でゆっくりと時間を過ごしてみるのがお勧めです。

ローゼンボー城

夏の離宮として建てられたローゼンボー城(Rosenborg Slot)。 アマリエンボー宮殿やニューハウンから北西方向に15分ほど歩くと、 ルネサンス様式のローゼンボー城が見えてきます。

城の内部は博物館として公開されており、王室の豪華絢爛なコレクションなど見学できます。 また、ローゼンボー城は「バラの城」とも呼ばれ、 バラの開花シーズンは大変美しいローズガーデンを楽しむことができます。 城周辺のローゼンボー城公園は、デンマークで最も古い庭園だそうで、 その広大な緑豊かな公園は地元の人にとって憩いの場ともなっているそうです。

要チェックは、城入口あたりで行われる衛兵隊の交代式。 衛兵たちはローゼンボー城から、アマリエンボー宮殿まで行進していきますので、 ぜひ時間を合わせて見学することをお勧めします。

ストロイエ通り

ニューハウンから西方面に少し歩くと、コンゲンスニュートー広場(Kongens Nytorv)があります。 ストロイエ通り(Stroget)は、 コペンハーゲン市庁舎前と、コンゲンスニュートー広場を結ぶ約1.2kmの歩行者天国。

ストロイエ通りは、最も長く最も古い歩行者天国として知られているそうです。 手軽な土産店から高級ブランド店、レストラン・カフェなどが立ち並び、 地元の人から観光客まで、多くの人で賑わっています。 更に、大道芸人達のパフォーマンスも見られ、歩くだけでも楽しい通りです。

また、この通りでぜひ訪れたいのが、通り中心にある ロイヤル・コペンハーゲン本店(Royal Copenhagen)です。

王室御用達の老舗陶磁器店で、歴史を感じさせる建物。 中庭には、お洒落なカフェもあるので、ぜひお店を訪れてみましょう。

ラウンドタワー

ストロイエ通りのロイヤル・コペンハーゲン本店のあたりから北西方向に少し歩くと、 ラウンドタワー(Rundetaarn)があります。

元々は天文観測場だったそうですが、現在は展望台になっており、 雰囲気ある円形の塔を上っていくとコペンハーゲン市内を一望することができます。

塔の高さは34.8mですが、周囲には他に高い建物が無いため、360度街を見渡すことができます。 ストロイエ通りからすぐ行けるので、買い物の途中にぜひ訪れたいお勧めの展望台です。

クリスチャンスボー城

ストロイエ通りから南方向、運河に囲まれたスロッツホルメン島には クリスチャンスボー城(Christiansborg Slot)があります。 ここは、1790年代まで王家の居城だったそうですが、 現在はデンマークの行政の中枢として、 国会議事堂や内閣府、最高裁判所など重要な施設が置かれているそうです。

城の内部の一部は公開されており見学できます。 更に地下に行くと、コペンハーゲン城の遺跡なども見ることができます。

また、クリスチャンスボー城の塔は高さ106m。市内一の高さの展望台からは 市内を一望でき、この展望台はエレベータで上れるのでお勧めだと思います。

コペンハーゲン市庁舎

コペンハーゲン市庁舎(Copenhagen City Hall)は、 コペンハーゲン中央駅から北東方向、歩いて10分ほどのところに位置します。 外観は赤レンガの重厚な雰囲気で、105.6mの塔がそびえ立っています。

市庁舎の塔の展望台にはツアー参加すると上ることができ、街を一望することができます。 また建物の中庭も素敵な雰囲気。散策の合間に休憩するのにピッタリの場所です。

市庁舎の中には自由に入ることができます。 入り口右側にある、イェンス・オルセンの天文時計は要チェック。 非常に精巧で、その誤差は300年に0.4秒ほどだとか。

そして、必見!忘れずに見たいのが、 市庁舎西側にあるアンデルセン像(Statue of Andersen)です。

アンデルセンが見つめる先には、1843年に開園した世界最古の遊園地である チボリ公園(Tivoli Garden)があります。 アンデルセンは、チボリ公園が大好きで頻繁に訪れていたとか。

チボリ公園はコペンハーゲン中央駅のすぐ目の前、道路を挟んで北方面にあります。 アトラクションを楽しむほか、広大で美しい庭園、夜のイルミネーションを眺めたり、 レストランで伝統的なデンマーク料理をいただいたり、一日たっぷり時間をとりたいところです。

このように見所たっぷりのコペンハーゲンの街。 できれば数日間滞在して、ゆっくり観光したいものです。

フリータイムが限られてしまう場合は、 効率良く観光できるようルートを事前に考えておいて、 楽しく街散歩、ショッピングなど楽しむようにしましょう。

コペンハーゲン観光マップ