ロートホルン展望台(Rothorn)は、 マッターホルンの全景を美しい角度から見ることができるので人気。 標高 3103mに位置し、ここから見たマッターホルンは、最も尖って見えるそうです。 更に、スイスとイタリア国境にまたがる広大なアルプスの山々を眺めることができます。
スネガ展望台で見たマッターホルンと比べてみると、やはり、壁面がシャープです。
改めて写真を並べてみると、違いがよくわかります。 いろいろと展望台巡りをすると、標高や見る角度によって、 同じ山々でも違った雰囲気で眺めることができるので楽しいですね。
ロートホルン展望台から、標高4000mを超えるアルプス山群を一望
スイスは、アルプスの山々の眺望を気軽に楽しめるよう、交通機関が充実しています。 登山をしない私のような観光客でも、気軽に標高の高い展望台に行けるのでありがたいです。
今回ツアーでは、スネガ展望台を訪れた後フリータイムになっていました。 そこで、スネガ展望台からの景観を楽しんだ後は、更にロープーウェイを乗り継いで ロートホルン展望台に登って行くことにしました。
ロートホルン展望台へのアクセス
スネガ展望台からロートホルン展望台に行くには、まず、 ブラウヘルトまで小さいロープウェイに乗ります。7分ほどで到着します。
ブラウヘルトで大きいロープウェイに乗り換えます。少し待ち時間がある場合がありますが、 動き出すと5分ほどでロートホルン展望台に到着です。
ロートホルン展望台からの絶景
ロープウェイを降りて前方を見ると、目の前には、 マッターホルンが大パノラマの中にそびえ立っています! いくら眺めていても飽きない美しさです。
次に、マッターホルンを右後ろにして展望台の一番端の方へ。 ロートホルン展望台から、南東方向を眺めてみます。雲が多いですが、こちらも、すばらしい眺め!
左から、モンテローザ、リスカム、カストレ、ポリュックス、ブライトホルンなど、 4000mを超える山々が連なる風景を一望できます。ものすごいスケール!大迫力です。
標高 4634mのモンテローザが、優雅な姿を見せてくれています。 標高 4478mのマッターホルンより高く、スイスの最高峰です。
モンテローザから更に左に目をやると、フィンデル氷河(Findelgletscher)の 迫力ある流れを目の前に見ることができます。
ロートホルン展望台は、マッターホルンを望むのに人気のゴルナーグラート展望台(Gornergrat)と同じく、 超標高3000mからすばらしい景観を目にすることができます。
ツアー団体客なども少なく、美しい景観をゆったりと楽しむことができます。 ツェルマット滞在中には、スネガ展望台と合わせてぜひ訪れたい展望台だと思います。
ロートホルン展望台へのルートマップ
ツェルマット駅から、ロートホルン展望台へのルートマップです。 地図を縮小すると、マッターホルンや周辺の山々・展望台との位置関係がわかります